どんな組織も、繋がりを作るために、計り知れないストーリーを抱えてる。
前回は、「なんとなく」や「イメージ」で業界を判断しないことについて、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、組織を知る上でぜひ見てほしい観点の1つが顧客の種類です。
仕事の報酬は仕事。各業界の繋がりを知る。
産業連関表を見れば業界同士繋がりが深いことが明確であるように、組織が意外な業界と密接に関わっていることを知ることができます。
志望組織がどのように信用を勝ち取ったのか、ストーリーを知ろう。
仕事の報酬は仕事。
これは、個人事業主になって、本当に思い知らされることです。
「また次もよろしく!」なんて言われるとたまらなく嬉しい。
けれどもこの考え方は、何も個人事業主にだけ当てはまるものではないのです。組織と組織の間でも当てはまること。
仕事は信用から成り立っている。信用がなくなれば、そこで仕事はなくなります。信用から仕事は生まれるのです。
その信用は意外な業界、組織から得ていることがあります。
「こんな組織や業界と繋がっていたのか!」と驚くこともあるでしょう。
では、なぜその組織、その業界は顧客になってくれたのでしょう?
取引先とのストーリーを聞いてみることをオススメします。
そこにはきっと、信用を得るための努力が垣間見えるはず。志望組織が何を大切にしてきたのか、何を得意とするかが分かります。
業務の幅の広さや深さを垣間見ることができます。
それは、信用を得るためにどれだけ真剣に取り組んでいるかという証であり、業務に対する本気度を知ることにも繋がるのです。
あなた自身がどのような知識や経験を身に着けられるかという指標にもなるでしょう。
志望組織を知るために、どういう顧客にどんな価値を提供しているか、ぜひ調べてみましょう。
いかがでしょうか?
仕事の信用は、指切りげんまんだけで得られるようなものでもありません。
どのような業界、組織とどのように繋がりを作ってきたのか、志望組織のストーリーに耳を傾けてみましょう。