今やるべきは自己分析ではない。
前回は、自分と向き合うことの大切さをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、説明会を終わらせ、早々に選考に移る企業が増えてまいりましたね。
数え切れないほどのエントリーシートを拝見し、どの企業も工夫を凝らしているなーと感心しています。
そんな中、ようやく重い腰を上げ就活を始めるという方も増えてきましたね。
効率的に就活するならどうするべきか。
就活を今から始める。結論から言えば、始める時期が早いか遅いかはどうでも良いです。前回お伝えしたように、時期よりもむしろ、どう効率的に就活を進めるかを考えることが望ましい。
自分の納得感を得られるかどうが大切です。
効率的な自己分析は業界研究にあり。
今から就活を始めるとなると、求められるのは効率性。
なぜなら、時はどんどん過ぎていくから、悠長に構えてなんていられない。
では、どうするべきか?自己分析はとりあえずしなくて良いです。過去振り返ってる暇があるなら、未来を考えたほうが手っ取り早い。
未来志向で消去法。
これが一番手っ取り早いです。そして、この時に心掛けてほしいのが、「なぜ」を深めることです。
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あー、こんなことしたいな
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何でしたいと思ったんだろ?
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あー、こういう考えだからか
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なんでこういう考えになったんだろ?
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あー、こんな経験があったからか、面接でもし聞かれたら、この経験を答えよう。
ほら、自己分析できてる。
序盤の「何がしたいかな?」の際に業界や職種を考えれば、業界研究になります。
このことから、業界研究しながらなぜを深めて自己分析を進めていけばよいのです。
何故を考えるのが苦手?
いえいえ、どんな業界がいいかなー?と考えている時点で、「なぜ?」を無意識に考えています。その「なぜ?」を意識して、自分に問いただしてみましょう。
なぜを深めることについては、以下の記事でもお伝えしています。こちらをご覧下さい。

効率的な業界研究は企業研究にあり。
業界研究の取っ掛かりは、なんといっても企業でしょう。そして、企業を知るには合同説明会(合説)。
今のうちに合説は行くべきです。多くの企業の、人ではなく仕事に注目をして、研究をしましょう。
・やっていることは何かな?
・この会社の売りにしていることは何かな?
・この会社の実現しようとしていることは何かな?
これらを確認することが大切です。よく、社風を売りにしていると勘違いされる方がいますが、それは人集めのための甘い罠。気をつけましょう。
企業研究の方法は、以下でお伝えしています。こちらも合わせてご覧ください。

そして、企業が必ずあなたに伝えるのが、求める人材像。
その人材像をベースに、それを示すような経験があるかな?と探れば自己分析になるでしょう。
いかがでしょうか?
まずは業界を知ること。組織の本質を知ること。自己分析は付随的に行いましょう。
自己分析をこれから行っている人も、自己分析をし直す人も、どちらも業界研究を深めること。
ただし!机上の空論で終わらさないこと。動く就活をしましょう。これについては、以下をご覧下さい。

行動に移せば、自ずと答えに導かれます。