やりたいことが不明確なあなたへ、興味のある企業から業界を知る。
闇雲に企業を検索したり、エントリーボタンをポチポチしたりしていませんか?
やりたいことがない場合、闇雲に探すのもあり。
それも1つの考え方。
でも、今はコロナのおかげか、時間はある。
少しくらい調べることに労力をかけてもいいよね。
なんとなく興味が出てきたら、やっておくとよいこと。
どこから興味を抱いても良いです。
それがたとえ福利厚生や社風でも全然構わない。
ただし、就職情報サイトの文言に惑わされないこととだけ付け足しておこう。
文字はあくまで情報でしかない。
興味を持ったら、一次面接よりも最終面接対策を心掛けましょう。
それはつまり、
志望動機を確固たるものにすることです。
まさか社風が良かったから志望しますなんて言えない。
だからこそ、その企業、その属する業界のことについて今のうちにまとめておきましょう。
さて、手元に企業研究ノートをご用意!
企業研究ノートの項目に最低限記載する項目。
① 企業名
② 社長名
③ 沿革
④ 理念
⑤ 資本金、売上高、従業員数
⑥ 事業内容、製品・サービス
⑦ 主な顧客(情報があれば)
以上の7つをノートに記載しておくと良いです。
面接でも、どんな製品か、誰を対象にしているか、売上高はどれくらいか、社長の名前は何かなど、聞かれることも多々あります。
もちろん、全部覚えなければ採用されないわけではありません。
分からないことは分からないと言って何ら問題ありません。
ただし、上記のことについてしっかりと答えることができれば、
丁寧に調べていることを面接官にPRでき、良い印象を与えることができます。
こういった項目をノートにまとめるためにもやっておくと良いことがあります。
やっておくとよい:Ⅰ ホームページを隅々までチェック。
まず大切なのは、
企業のホームページ(採用ページも含む。)を隅々までチェックすること。
これは当たり前ですね。
そして、チェックして終わりでは何の意味もないので、企業研究ノートにまとめることをお勧めしています。
特に、留意してほしいものをピックアップします。
意外と見過ごしがちになる「③ 沿革」
沿革には、その企業の成り立ちが載っています。
そのため、どのように事業を展開したのかなど、
成長を読み取ることができます。
ぜひ確認してください。
「⑥ 事業内容、製品・サービス」で強みを知る。
・いくつの事業があるのか
・主軸となるものは何か
・誰に向けて何をどのように提供しているか
を整理しましょう。
その企業の強みが分かります。
やっておくとよい:Ⅱ 他企業との比較。
一つの企業に興味を持ったら、他の企業との比較も必須です。
なぜうちなのか、他社ではダメなのか?
それが、採用側の気になるところです。
他社との違いを知るには、他社も知り比較することが重要。
ネットで完結なら業界動向サーチがオススメ。
一つの企業に興味を持ったら、その企業の属する業界全体にも注目をしましょう。
他社との比較をするなら、まずは業界の特徴などの把握が重要です。
そこで、おすすめなのが
業界動向サーチです。
ある程度詳しい内容がコレでわかります。
業界の動向や各種指標の企業ランキングが分かりやすく記されていて、
どの業界が成長(衰退)しているかなども見ることができます。
そのため、業界におけるその企業の立ち位置なんかも分かり易いです。
ランキングについては、売上高と自己資本比率は必ず見ておきましょう。
自己資本比率が大きいほど借金が少ないことを表します。
欲をいえば、営業利益もあると良いなと思いますが。。。
なお、すべての企業が載っているわけではないことも留意しておきましょう。
四季報や業界地図を持っている人は、そちらも参考にしましょう。
離職率や残業時間なども載っており、過去数年分の売上高や営業利益の推移も載っています。
営業利益は本業で得た利益のことで、本質的な力を表したものですので、ぜひ参考にしてください。
※ 以下、Amazonサイトへのリンクです。
・就職四季報: | ・業界地図: | |
この他、余力があれば、企業が参加している業界団体のホームページもチェックしてみるとなお良いです。
業界の近況が記載されていることが多いので、情報をいち早く入手しやすいです。
やっておくとよい:Ⅲ 新聞やニュースを見る。
業界のことについて調べたら、その業界の専門用語や現状を把握しておきましょう。
面接では、業界の専門用語について問われることも多々あります。
そうでなくても、「気になるニュースは何?」、「○○のニュースについてどう思う?」といったことも聞かれます。
新聞やニュースを見て、知識を深めておきましょう。
今は何よりも家でできることを着実に行うのみです。
そして、まだまだやりたいことが不明確、業界を絞れていないという人は、
外に出られなくなった分、研究に力を入れてみてはいかがでしょうか。