インターンシップの前に企業研究を。
2回に分け、選考評価基準や合格基準についてお伝えしました。詳細はこちらをご覧下さい。


また、以前にはインターンシップ選考と本選考の違いにも触れました。詳細はこちらをご覧下さい。

今回は、少しざっくりした内容ですが、インターンシップの準備について、触れます。
インターンシップでも必須の企業研究
ありがたいことに、インターンシップ選考のためのエントリーシート添削や面接指導をさせていただいております。そこで目の当たりにすることとして、ほとんどの方が「インターンシップに参加する」ことを目的にしているということ。
違うんだよなーって感じますし、支援する学生の方には伝えていることですが、インターンシップに参加することがゴールではありません。
ゴールは社会人生活を全うすることであり、内定をもらうことは社会人生活のスタート地点に立つことことであり、スタート地点に立つための準備が就職活動であり、就職活動の事前準備がインターンシップです。
それを理解した上で、特に秋冬のインターンシップは選考も兼ねているため、就活を本格化するための準備として、臨みましょう。
インターンシップに参加するための準備
インターンシップに参加するために、最低限自分が参加する企業のインターンシップ形式について、調べておきましょう。
「企業名 インターンシップ」と検索してみると引っ掛かったりします。またはリクナビやマイナビのような就活サイトに情報が載っていることもあります。先輩の体験談が載っているサイトもあるので、載っている場合は一読してみてください。
業界・企業研究
インターンシップの選考では、「これは選考ではないので、業界知識はいりません。」という言葉を耳にするはずです。この言葉、真に受けないことをおすすめします。これは企業の建前にすぎません。本音は、インターンシップにおいても業界や企業に興味がある人に来てほしいのです。
そのため、必ず業界研究や企業研究はしてください。業界研究、企業研究の方法は以下をご覧下さい。

その上で、面接における逆質問やインターンシップ中に必ず質問できるよう、質問をいくつか用意しておきましょう。
面接における逆質問について、詳細はこちらをご覧下さい。

インターンシップに期待することは何か。
面接やインターンシップ参加アンケート等で「インターンシップに期待することは何か?」という質問があります。無記名のアンケートはまだしも、面接においては「企業の仕事を知りたい」、「○○を学びたい、経験したい」だけで終わらせないようにしましょう。
インターンシップに期待することとは、志望動機のことです。意欲や熱意も必ず伝えましょう。企業の立場からすると、インターンシップを本選考の一環として捉え、インターン生が企業に貢献してくれる人材かを、確認しています。そのことからも、インターンシップ先を選ぶ基準、参加目的、意欲や熱意を述べるようにしましょう。
いかがでしょうか?
大学に入るまで、将来の進路をどうしようかと考える人は少ないです。それもそのはずで学校で仕事や職種について学ぶ機会が少なかったのも要因のひとつ。これが日本のキャリア教育の現状です。
それにも関わらず、大学3年になっていきなりインターンシップ参加しなさい、インターンシップ選考の段階で業界研究や企業研究をしなさいと言われても、なかなか酷ですよね。
だからこそ、まずは業界や企業、職種を知りたいという方は、One dayインターンシップやOB訪問をお勧めします。インターンシップの種類について、詳細はこちらをご覧下さい。

秋冬のインターンシップはまだまだ募集中のところも多いです。企業研究で意欲を高めインターンシップに参加し、ぜひ就活に活かしてください!