インターンシップ参加後にやるべきこと
前回は、インターンシップに参加する上での、心得をお伝えしました。詳細はこちらをご覧下さい。

さて、今回は、インターンシップの参加後にやるべきことについて、触れます。
インターンシップ経験を就活に活かす。
インターンシップは、プチ仕事経験です。あなたが社会人としてのビジネスの場に立つには、どうするべきかを考える良い機会ですので、参加するからには何かしらを学びましょう。
インターンシップを振り返る
インターンシップという学びの機会をどぶに捨てるか、成長に活かすかはあなた次第になります。多くの学びを得ましょう。
社員の方との大きな差も感じるはずです。それは裏を返せば、あなたの1年後、2年後、10年後…の姿です。将来の自分を思い浮かべてインターンシップに参加してくださいね。社員の良いところは真似をして、悪いところは反面教師にしましょう。
インターンシップに参加すれば、本当に多くを学ぶはずです。その学んだことを忘れ、就職活動を前に燃え付き症候群に陥る方がいらっしゃいます。
では、燃え付き症候群にならないためにはどうしたら良いか?何もしないというのはもったいないです。
① 日記に書き留める。
② 将来なりたい自分を考える。
③ チェックリストを作る。
① 日記に書き留める。
インターンシップで学んだことは、必ずアルバイトやサークル、プライベートなどの日常生活に活かしてください。
そのためにもお勧めするのが、インターンシップ日記の作成です。日記を作ってほしいというよりも、振り返るためのツールを作ってほしいのです。
書き溜めてほしいことは、
・毎日の自分の良いところ、悪いところ(褒められたところ、注意されたところ)、1日の気付き
・上記から学んだこと
・社員から学んだこと
です。これらはあなたが成長するために必要なものです。必ず日記に含めましょう。
② 将来なりたい自分を考える。
毎日、上記のようなことを書き留めたら、インターンシップ後には、それをもとに将来なりたい自分は何かを考えてください。
③ チェックリストを作る。
将来なりたい自分を考えたら、それを実現するための日々の行動チェックリストを作りましょう。①のインターンシップを経験して学んだことを元に作ってください。どんなことでも構いません。
たとえば、
・10分前行動をする。
・「えー」という口癖を言わない。
・一日一個改善点を見つけ、改善提案をする。
などです。
チェックリストは毎日チェックしてください。
こうすることで、インターンシップで学んだことを日常に活かせ、就職活動が本格化するまでに理想の自分に近づくことも可能です。
社会人基礎力を元にした振り返り
インターンシップは、それ自体の経験も大切ですが、経験したあとの振り返りがもっとも大切です。特に能力面の振り返りはぜひやってください。
以前お伝えした社会人基礎力の12の能力要素を元に振り返るとよいです。社会人基礎力について、詳細はこちらをご覧下さい。

これを元に、あなたがインターンシップで発揮したまたは身に付けた能力と、発揮していない能力を洗い出してチェックリストに活かしましょう。
いかがでしょうか?
インターンシップは、就職活動としてだけでなく、その先の社会人としてあなたの姿をあなた自信が垣間見れる機会でもあります。こんな社会人になりたいという思いを、インターンシップから見つけてください。あなた自身の人生を充実したものとするきっかけにしましょう。