面接は、話の内容よりも話の伝え方を意識すべし。
テンポってすごく大切だな。
そんなことを講座の講師をしていて思います。
公務員対策系も就活対策系もどのような講座もそれは同じ。
私の場合は、大事なところではゆっくりと、そうでないところは速くして緩急をつけます。
そして、声。
声の大小はもちろん、強弱やトーンもテンポの良さを決定づける要因の一つ。
大切なことを言うときは、少し声を大きめにトーンも上げて強めに発する。
声にマーカーで色塗りして大切さを強調するかのごとく。
これを就活生のあなたに置き換えれば、
面接において同じことが言えます。
テンポの良い話し方は良い印象へつなげる第一歩。
テンポの良い話し方とは、
- 結論から伝えること。
- 声の質は明るくハキハキと。
- 抑揚と間を意識すること。
結論から伝えること。
まず全体のテンポを決めるのが伝え方でしょう。
以下の記事でもお伝えしているように、結論から述べることです。

説明から入れば、その説明が長くなるほど飽きるし、結論がぼやけます。
結論から、そして具体的に簡潔に。
これらを意識しましょう。
具体的に簡潔にということについては、以下をご覧ください。

声の質は明るくハキハキと。
そして、声の質。
新卒者の面接指導をしていても、中途採用の面接をしていても、声の大切さをつくづく感じる。
声の明暗や、声のトーンの上がり下がりでその人の想いを感じ取ることができてしまうのです。
熱意を感じるなとか、嘘ついていそうだなとか。
声は感情を表現するための1つのツール。
それは裏を返せば、声からあなたの感情を読み取ることができるということです。
外見の印象とともに、声の印象にも気を配りましょう。
声の印象における注意点は以下をご覧ください。

抑揚と間を意識すること。
上述の声のトーンや強弱にも関わりますが、
伝えたいことが不鮮明になる人の特徴として、終始一本調子に話すことが挙げられます。
勢いに任せて、駆け抜けるようにダァーっと話す人
感情を表に出さず淡々と話す人
こういった人は話がぼやけやすい為、注意しましょう。
嬉しいときや悲しいときなど、感情を爆発させるときのように、
一番伝えたいことを話す際や強調したいときは、声のトーンを上げて話すことを心がけましょう。
間を開けて話すことで注目を集めたり言いたいことを強調できたりもします。
相手に、より伝わりやすくなりますよ。
まとめ
相手に伝えようと、その内容にばかり焦点が行きがちですが、
相手への伝わりやすさを考えるなら、その内容よりもまずは伝え方(特に印象)にこそ気を配る必要があります。
態度の印象、声の印象を良くすることを意識しましょう。