行動の細分化でエピソードネタを増やそう。
前回は、公務員の試験種ごとの性格を見極めて志望することをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、面接指導の際、様々な質問をさせていただきます。そこで最近よくお伝えすること。
行動の細分化をしよう。
面接では、力入れたことや達成感、失敗経験など様々な質問をします。
それは、様々な質問をすることであなたのその人となりを知り、組織に合うかを知るため。
様々な観点から話を聞いて、いろいろな面のあなたを知りたいのです。
面接官にあなたを多面的に知ってもらう。
経験の数ほど成長を表すため、どんな経験をしてきたかも気になります。
ただそれだけでなく、どのような経験で何を感じ、何を学んだのかも気になるところ。
だからこそ、様々な経験から垣間見ることのできるあなたの姿を、面接官に見せることが大切です。
例えば、力入れたこととは別に達成感を感じたことを聞かれた際、「先程も申したのですが、アルバイトリーダーとして〜」などのように、同じエピソードを繰り返し話してくれる方がいます。
これ、非常にもったいない。アルバイト一つとっても、リーダーとしての仕事以外にも多くを経験しているはずです。
そのため、違う質問には違うエピソードを用いたほうが、あなたという人物像や良さを様々な面から伝えることができる。
同じエピソードを伝えてしまっては、あなたの一面しか見えないのです。
それに、長く継続しているのであれば、色々経験するはずです。そうすれば、一日一日全く異なるエピソードにあなた自身も出会えるはず。
こういった様々なエピソードを掘り起こし、あなたの様々な側面を面接官に伝えるために必要なのが、経験の棚卸しと行動の細分化です。
これまで、特に大学においてどのような経験をしたのか、友人や教授等の目上の方といった対人関係はどうだったか。
1つの経験においても、例えばアルバイトでは一日の流れの中でどのようなフェーズがあり、それぞれのフェーズでどんな工夫をしたのか。
これらを洗い出し、エピソードネタを増やしましょう。
行動の細分化については、以下も合わせてご覧下さい。

いかがでしょうか?
行動の細分化、できていますか?いろいろな経験をしているにも関わらず、一辺倒な話しかできないのはもったいない。その意味でも自己分析が大切です。
あなた自身と向き合うことであなたの様々な側面を引き出し、面接官にあなたの人となりを総合的にイメージしてもらいましょう。
それが正しいマッチングへと繋がります。