どんなに受け答えが良くても、結局のところ大切になるのは相性。
前回は、公務員の志望動機は比較をして作るということをお伝えしました。

さて、面接では面接官との相性も大切。
20卒の方は、なぜ受かったの?なぜ落ちたの?そんな疑問を感じることもしばしばあるのではないでしょうか。
受かる!と思っていたのに、落ちる。その原因とは?
いつもであれば面接官の食いつきがいいエピソードネタも、今回の面接は食いつきが良くなかった。
そんなこともあるはず。
なぜ、そんなことがあるのかといえば、面接に日本全国として決まった観点が存在しないから。
組織内ルールはあれども、結局のところ面接はあいまいなもの。面接官との相性に委ねるしかないのです。
面接官との相性が合否を左右する。
面接官は少しでもあなたに興味を持てば、合格サインを出すでしょう。
「ぜひ、ほしい!」という思いに限らず、
なんか気になる。落とすにはなんかもったいない。
もう一度機会を作って様子を見たい。
こういった思いが少しでも面接官にあれば、次選考へのGoサインは出るでしょう。
あとは、最終選考における役員や社長の判断次第です。
うちの組織には確実に合わないなと感じれば、不合格になることはやむを得ない事。
合うか合わないか、相性の問題なのです。
もしかしたら、人事からあなたへ面接のフィードバックを受けることがあるかもしれません。良いところも改善点も両方を包み隠さず伝えてくれることでしょう。
フィードバックをくれるのは、興味を持ってくれている証拠です。
その企業に行きたいという思いがあるのなら、フィードバックを真摯に受け止めて、良いところは伸ばし、改善点は改善するようにしましょう。
就活も、結局のところ、人と人との付き合いです。
いかがでしょうか?
次に進むことへの不安、受からないことへの不安。様々あるかと思います。ただ、相性というものが根本にある以上、不可抗力として考えることが望ましい。
相手は初対面ですから、人に対する対策は取れようがないのです。ただし、人事に予め次の面接官はどのような人物かを聞いておくことは、一つの成功の鍵かもしれませんね。
電話等で次の選考の連絡があった場合には、面接官のお名前や役職、人柄などを聞き、チェックしておきましょう。