伝えたいことは何か。相手の立場で考えよう。
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さて、伝えたいことは何か、考えていますか?
就活もインターンシップも、エントリーシートも面接も、経験をただ述べれば良い、思ったことをただ伝えればよいのではありません。
相手の意図を知ること。
伝えたいことが不明瞭、質問者の意図が汲み取れていない。
それでは、あなたの良さは十分に伝わりません。
面接は会話。
自分の良さを伝えようと、一生懸命話をしてくれる。
けれども、それがある意味での博打を踏むことに、気づいていない人がいます。
その博打とは、独りよがりに見えてしまうということ。
その伝えようとしていることが、相手のことを考えたものになっていないことが考えられます。
「あなたが面接官に何を伝えたいか」以上に、「面接官の意図に沿って、あなたが何を伝えたいか」の方が大切です。
伝えたいことは一方的なものでは、伝わりません。相手の意図に沿って、かつ、分かりやすく伝えてこそ、伝わります。
そこで必要になるのがコミュニケーションです。中でも、会話です。そのために面接があるということを理解しましょう。
自分の言いたいことを一方的に言うのは会話ではありません。
相手がいて、その相手が興味を持って聞いてくれ、そして質問を投げ返してくれる。
それが面接における会話です。
あなたの言うことに、「へー。」「ふーん。」「そうなんだー。」と返されたら、それは会話では言えないのです。
会話とは、相手がいて初めて成り立つもの。それをお忘れなきよう。
いかがでしょうか?
伝えたいことは何かを考えることは、相手の質問の意図を踏まえてのこと。
自分よがりにはならないよう、お気をつけください。
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