自己表現をデザインして、他との差別化を図る。
ここ最近、転職者だけでなく就活生への面接支援も増えてきた。
かしこまって一生懸命PRしようとする、その姿勢に敬意を評し感銘を受けつつ、
思うのは、
自己表現のデザインの仕方
です。
伝えたいことは何かを意識しよう。
まず、そーんなに身構える必要はありません。
なぜなら、面接は試験ではなく会話だからです。
会話を通して自分の想いと組織の考えをマッチングさせることが大切です。
面接の、特に一次面接のスタンスは、基本的には落とすためのものではないからです。
面接官に見られてる感覚ではなく、面接官と一緒に話している感覚で臨みましょう。
そして、最も意識してほしいことは、
質問一つ一つに対して、「一番伝えたいことは何か」を考えて話すことです。
一つ覚えておきましょう。
あなたが何を伝えるかにより、その後の質問の流れは大きく変わることを。
もちろん、伝える相手によっても変わりますが、次の質問に繋がる初手はあなたにあるのです。
何も考えずにただただのんべんだらりと話をしていては、相手からしたら時間の無駄です。
伝えたいことの優先順位を定めることをお勧めします。
自己表現デザインの方法。
話し方
そして、話し方は以下を意識しましょう。
↓
② その根拠や具体例
ですね。
さらに、1分以上話すことを求められた場合には、最後にもう一度伝えたいことを繰り返すとよいです。
以下の記事で詳しくお伝えしていますので、そちらも合わせてご覧ください。

言葉の無くし方。
そして、上記の記事でもお伝えしている、
質問されたいことを無くして話すこと。
これも自己表現のデザインには欠かせないことです。
具体的に話しすぎて話が長くなれば、それはそれで話すのに飽きるためです。
- WHAT
- WHY
- HOW
伝えたいことを確実に伝えるために、これらのうちどれをなくすことが最適か。
それを考えてみましょう。
一番伝えたいことをわざと言わないこともアリ🙆♂
確実に伝えるために言いたいことだけを残し他をなくすこともアリ🙆♂
です。
自分なりの表現で。
最後に、自分の言葉で表現を変えてみましょう。
これについては、以下の記事も合わせてご覧ください。

この記事でもお伝えしているように、
例えば「真面目」という言葉一つとっても、人によりどのようことを指すのかが異なります。
そして、同じような表現が故に、差別化を図ることも難しいでしょう。
まずは漠然とした抽象的な言葉を具体的な言葉に起こすことを意識してみると良いです。
そうすることで、自分なりの表現を創り出し、他との差別化を図りましょう。
面接はエントリーシートとはまた異なります。
そこに書いてあることをそのまま話すのはまたちょっと違う。
面接における自己表現のデザインの仕方を意識しましょう。