受けるからには本気であれ!
面接慣れするためにも受けまくれ。
よくそういう指導的発言をする人がいます。
確かに一理ある。
ただし、誤解しないでほしい。
中途半端な気持ちでは受けるな。
私は、受ける受けないは自由であり、そして受けるならしっかり準備をするようお伝えします。
練習として頑張るのと本気になって頑張るのとでは、結果は大きく変わる。
あまり好きになれない言葉があります。
それが、「練習のつもりで頑張ります!」という意気込み。
採用の方にも携わらせてもらっている身からすれば、
それ、企業に失礼だから。
採用側からすれば、採用活動はいわば未来への投資。莫大な費用がかかる故に、悠長にあなたの練習に付き合ってられないのが本音です。
向こうが本気で向き合ってるんだから、あなたも本気になって。
と、言いたいところですが、
就活生の立場で考えれば、本命の企業があり「受かりたい」からこそ「練習」のために本命ではない企業を受けると考えて当たり前ですよね。
でもね、ここで言いたいのは、「練習だからと気を抜かないようにっ!」ということです。
面接指導の際に「間違えました。もう一度最初からいいですか?」と言われることがある。
いや、面接に間違えたも何もないからね。
面接練習だから許されるけど、これが本番の面接だとするとゾッとする。
まさか同じことを言ってないよね?
あちゃー🤦♂言ってもうたんかい。。。
なんて会話は御免だよ?
本当に言ってしまっている人が結構多いのが事実です。
練習気分でいちゃダメ。
練習はあくまで我々キャリアカウンセラーとのものに留めてください。
志望度の高い低いは当然あって良い。
ただし、それぞれの志望先への想いや動機をしっかりと醸成しておくこと。
一つ一つに本気で取り組むことです。
就職活動は受験とは違う。
特に面接は会話の場。
同じ会話は2度も生まれません。
面接一つ一つに異なる会話が生まれる。
同じ受け答えでも受け取る人が異なれば、
別の会話になるのです。
そんな面接に共通するのが、
「想いを伝える」こと
練習として受けるのと、本気になって受けるのとでは、結果が大きく異なります。
※ここでいう結果とは、就活としての結果だけでなく、将来の社会人としての結果にも関わるということです。
お互いの意向の擦り合わせをすることが大切ですよ。