挨拶を侮るなかれ〜信頼関係を構築する第一歩!〜

面接

挨拶は最強のコミュニケーションツール!

前回は、比較と情報の共有についてお伝えしました。詳細はこちらをご覧下さい。

他人の評価より自分の評価を!~昨日のあなたと今のあなたを比較しよう。~
他人からどう見えるかよりも、あなた自身がどうしたいかが大切。前回は、相手の立場に立つとはどういうことかについてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。相手の立場に立つこと。本当に大切です。就活生のあなたとしては、面接に臨む前に...

周りとの情報の共有は、大切にしてください。あなたは一人で就職活動をしているのではありません。周りにアンテナを張りましょう。

さて、面接が徐々に増えて参りました。面接指導をさせていただく中で、あなたに意識していただきたいことがあります。

挨拶こそが面接の基本。

面接。これは、結局のところ印象がすべてだなと改めて感じます。

中でも挨拶から感じる印象は、いろいろな意味であなたという人物を決定づけます。

挨拶の仕方でわかるあなたの本質。

面接指導をしていると、挨拶が挨拶になっていない方が多いです。

けれども、一番大切なのが挨拶だということも、肝に銘じておきましょう。

この際、ノックの回数なんてどうでも良い。椅子の立ち位置なんてのもどうでも良い。一番大切なのは、挨拶の仕方です。

まるでアルバイトにでも来たかのような「よろしくおなしゃーす。」。見るからに自信のなさを窺わす、モジモジとした「よろしくお願いします。」

これらは、面接においては及第点とは言えません。面接官は、挨拶からもにじみ出るあなたのやる気や熱意を見たいのです。それくらいの覚悟を持った挨拶が面接官の心を動かします。

やる気のない挨拶や自信のない挨拶は、面接官を不安にさせるだけ。採用には結びつかないでしょう。

挨拶でやる気や熱意を伝えるなら、元気な挨拶を心がけましょう。ハキハキした挨拶が面接官の心をつかむことは間違いありません。

大きな声でハキハキと。

キビキビとした態度とハツラツとした笑顔で。

お辞儀も忘れず、語先後礼で。

以上を意識して挨拶をし、面接官に好印象を持たせましょう。

挨拶を侮るなかれ。

挨拶の良し悪しがあなたの印象や魅力を左右します。挨拶は初対面である面接官と会話を交わす、その第一声となるもの。その挨拶の印象が悪いとすべてが台無しとなります。

どんなに素晴らしい経験を語っても、どんなに人格者であっても、挨拶の仕方が悪ければ信頼を得ることはできないでしょう。

面接は、面接官とあなたが互いに信頼関係を構築する場初対面の人と短時間で信頼を得るためには、まずは誠実な対応が必要となります。その誠実な対応の一つが挨拶なのです。

たとえ気心知れた仲でも、あなたの友人が挨拶もなくムスッとした態度で接してくると、あなた自身嫌な思いになりませんか?

例えば企業の人事の方が挨拶をしない方だった場合、あなたはどう思いますか?よく就活生の方で、人事の印象が悪いから受けないなどの声を聞きます。

それと同じことを、もしかしたらあなたも面接官から思われているかもしれません。

この就活生は挨拶もなく無愛想だから、マナーがなっていないから、採用は控えよう。こんなふうに思われてしまわないよう、まずは挨拶からあなたの誠実さを伝えましょう。

面接は挨拶で始まり挨拶で終わります。最初も最後も肝心です。

いかがでしょうか?
挨拶はコミュニケーションの基本です。これがうまく行けば、信頼関係の構築もしやすくなります。

挨拶、侮るなかれ!

挨拶については、以下の記事でもお伝えしております。こちらも合わせてご覧下さい。

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