面接に前置きはいらない。あなたの核を教えて!~状況説明よりも重要なのは興味を持たせること~

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前置きは置いといて、言いたいことを言おう!

前回は、多くの人から見てもらうことの大切さについて触れました。面接官は様々なタイプがいます。面接官ごとに、面接で聞いてくるポイントも異なります。だからこそ、面接練習でもいろいろなパターンを経験してください。

個人的には、「絶対こうしろ!」という面接官の言うことは程々に聞いた方が良いと感じます。なぜなら、その人の価値観でしか物を言っていないから、いろいろな価値観を知る、いろいろな価値観に対応するということを心掛けましょう。詳細はこちらをご覧ください。

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さて、今回は前置きの不要と大切さについてお伝えします。

前置きは必要な時だけ。他はいらない。

以前にも記事にしましたが、面接指導をしていて今年の就活生について感じることが、「前置きが多い」ことです。一生懸命説明をしたがる。その説明しようという姿勢は十分に評価に値すると感じますが、面接において大切なのはそこではないということです。

「人に伝えること」を意識した言葉選びと文章を。

大切になるのは、説明することではなく、会話をすること。つまり、聞かれたことに対して適切な回答をすることなのです。「適切な回答」をするとは、聞かれたことに対して「核(本質)となる部分を答える」ということ。

例えば、「なんで陸上部に入ったの?」と聞かれて、「幼いころは野球をやっていて、肩をケガをしたので陸上部に入りました。」と答えたところで、相手は納得するでしょうか?おそらく納得はしないでしょう。「幼いころに野球をやっていてケガをしたこと」が本質ではないからです。

この例でいえば、

幼いころに野球をやっていた。

肩をケガした。

身体を動かすのが好きでスポーツをすることを諦めることができなかった。

野球ができない代わりに、身体を動かせるスポーツは何かを考えた。

野球の練習では走ることも含まれていて、走ることは比較的楽しくできた。

走ることが好きで新しくスポーツを始めるなら走ることを極めたいと思った。

陸上部に入部した。

このような論理があった場合、言いたいことは「ケガをしたから」ということでしょうか?ケガをしたことではないはずです。「何か新しくスポーツを始めるにあたり、何がしたいかを考えたときに、走ることが好きなことから陸上部を選択した。」あるいは「走ることが好きで、それを極めてみたいと考えるようになり陸上部を選択した。」といったことでしょう。幼いころ野球をやっていたことは、「なんで陸上部に入ったの?」という質問には直接の関係はありません

もし状況説明が必要な場合は、聞かれたときだけで構わないのです。幼い頃野球をやっていたことに触れるとしたら、「新しくスポーツを始めようと考えたきっかけは何?」とか「走ることが好きということは、それまで何かスポーツしていたの?」など聞かれた場合のみで良いでしょう。「野球部に入っていた。」「野球をやっていて肩を壊したことがきっかけ」など伝えればよいのです。

「幼いころは野球をやっていて、肩をケガをしたので陸上部に入りました。」のように、あなたなりのその論理は、本当に人に伝わる論理なのでしょうか?「人に伝える」ということを意識して話すことを心掛けましょう。前置きはシンプルに極端に言えば要らないです。

前置きが長いと、聞いている人は飽きる。

前置き長く言いたいことが見えないと、聞いている相手は飽きます。一通り話を聞いて疲れますし、「もう聞きたいことはない」と興味がなくなってしまうのです。何より一方的に話す(相手のことを考えていないと感じる)人を採用したいとは感じません。

就活生であるあなたが心掛けることは「相手(面接官)に興味を持ってもらう」ということです。興味を持ってもらうには、エピソードの内容も大切ですが、それ以上に話し方が大切であることを認識しましょう。

基本的には、説明のための前置き(説明)は、避けてください。結論に対する説明は必要ですが、説明のための説明は必要ありません。上述したように聞かれたときに答えればよいのです。

どんな時に前置きが必要か?

一方、必要な前置きというものも存在します。

質問の確認をする場合。
答えづらい質問は考える時間をもらう。
同じことを繰り返す場合は、省略して話す。

質問の確認をする場合。

面接官の質問を聴き取れなかったり、意図がよく分からないといった場合は、思い切って何について聞いてるのか確認するのは問題ありません。具体的に答える前の前置きとして、「○○という質問でよろしいでしょうか?」と確認をしましょう。何も確認せずにただ何となく答えることの方が、面接官に対して失礼になります。意志疎通がしっかりとれる人であるということを知ってもらうためにも、確認の意図で聞くということはしてください。

答えづらい質問は考える時間をもらう。

先日の記事でもお伝えしていますが、答えづらい質問等には、黙って考えるよりも「少々お時間を頂けますでしょうか?」と前置きをしてから考え、答えるようにしましょう。考える時間もあまり持たないことです。詳しくはこちらの記事をご覧ください。

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同じことを繰り返す場合は、省略して話す。

違う質問にもかかわらず、エピソード内容がかぶるということも無きにしも非ずです。基本的には、違う質問には違うエピソードでこたえることをお勧めしますが、違う質問でも同じエピソードが有効だと判断した場合もありです。そういった際は、「先ほどもお伝えしましたが」と前置きをして、要約をして話すようにしましょう。同じことを同じように話すのは避けてください。「またその話か?さっき聞いたから飽きた。」なんていう風に思われてしまいます。そのため、「先ほどもお伝えしましたが」と前置きをしてから少し違った角度(側面)で話ができると、なお良しです。

いかがでしょうか?
不要な前置きにおり適切な回答ができていないと、「話が通じない人」と思われてしまうので気を付けてください。ビジネスにおいても、上司や先輩が忙しく手短に話さなければならないという場面にも必ず遭遇します。そんな時に、核(本質)となる部分の周辺から話したり前置きが長くなれば、仕事の邪魔になり兼ねません。「で?結局何が言いたいの?」なんて言われることも有り得ます。

結論から話すことはもちろん、相手が何を知りたいのか、聞きたいのかをしっかりと理解したうえで話すように心掛けましょう。状況説明をしないことや話し方のコツについては、下記の記事でもお伝えしております。こちらも合わせてご覧ください。

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