面接にテクニックは必要ない。〜型にはまれば一般化される。〜

面接

テクニックに頼った面接は本来のあなたを見失わせる。

前回は、あなたにとっての成功とは何かという観点で、就活についてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

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就活は成功に向けたスタート地点にすぎません。そのスタート地点はどこに向かっているのか。それをしっかりと見定めましょう。

面接指導をしていると、なんのための就活かを忘れ、受かるためのテクニックに走りがちな人が多くいるように感じます。

テクニックよりも大切なものがある。

就職支援サイトなどには、就活のためのテクニックが満載。

そんなテクニックをモノにしようと、一生懸命に型にはまろうとする就活生の方々。テクニックに頼るだけでは、選考を突破しません

テクニックは自身を一般化させる。

テクニックを身に着けることは、何も悪いことではありません。他人(とくに目上の方)と話すことに慣れていない方、自分を魅せる為のエンジン始動が遅いといった方はテクニックをある程度知っておくのも手ではあります。

ただ、そればかりに気を取られていると、一般的な就活生と変わらない人物になりかねません。型にはまってしまえば、一般化するだけ

そして、何より面接官は、「就活生は面接練習をしているものだ」という目であなたを見てきます。それ故に、テクニックを身に着けていることは、一目瞭然で分かってしまうことでもある。

テクニックに頼りすぎてしまえば、その分、本来のあなたが見失われるということは心に留めておきましょう。

大切なのは、テクニックよりも自分のことをちゃんと知ってもらうという誠実さやその想い、何よりその組織に対する想いです。

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そして、その想いを裏付けるための業界や組織の調査分析も忘れずに行いましょう。

内定をもらった方で、「他にも良い組織があるのではないか」と考える方の多くは、この調査分析ができていません。だからこそ、「他に良いところは?」となるのかもしれませんね。

調査分析をせずに、他に良いところはないかと探したところで切りがないですし、こういった方は入社後すぐに退職されるのも多いため、調査分析はやはり重要でしょう。

調査分析については、こちらも合わせてご覧下さい。

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いかがでしょうか?
就活、特に面接はテクニックよりも、自分の良さを伝えるということが大切。あなたの人柄はテクニックでは伝わりません。