志望動機を語る上で、経験こそが最高の説得材料となる。
前回は、インターンシップに参加するための心構えとして受入先の組織にPRすることをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

インターンシップに行くなら、PRするつもりでやろう!〜職業体験の域を超えろ!〜
インターンシップは成長とPRのためにある。前回は、就活に有利不利を考えないとお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。さて、大学によってはインターンシップの選考がスタートしています。前回の有利不利の話ではありませんが、インタ...
さて、面接が公/民ともに増え、1日面接指導という日もあるほどです。面接指導を多く行う中で、思うことがあります。
皆同じような志望動機になっている。
「○○に興味を持ち志望します。」
「○○をしたいと考え志望します。」
志望動機で上記のように話す方が多いです。
私の経験則で話をすると、上記だけでは至って普通の志望動機だなぁと感じます。
経験は確固たる根拠となる。
本気で志望しているのかという観点で言えば、足りないと言わざるを得ない。
興味を持った。やりたいことがある。その裏にある理由が採用者としては知りたいです。
その志望動機の裏にある理由の部分を話してくれない方、もしくは、気づいていない方が多いように見受けられます。
そのため、「なぜ」を深めることを意識してみてください。これについて、以下も合わせてご覧ください。

なぜを深めて志望動機を確固たるものに!〜なんで?と問い掛けよう。〜
なぜ?が薄い志望動機は疑われる。前回は、面倒なことも率先してやることで、自分の糧とするということをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。エントリーシートを添削していると、自分の考えや意志を書いてくれる人が増えてまいりました。...

就職営業力③(3)~自己分析を深めるコツは「なぜ?」~
自己分析のコツ自己分析は、過去の経験を振り返ること。そんなことをお伝えしてきました。昨日お話ししたように、些細な事で構いません。・どんなテレビが好きだったか。・何をしているのが好きだったか。・好きな色は何か。・友達はとは...
そして、その志望動機の裏にある理由は一体どこから来るのでしょうか?おそらく大半の方は、自らの経験に起因するのではないでしょうか?
多くの方が、経験の中に興味ややりたいことが隠れているにもかかわらず、その大切な経験をなかなか語ってくれません。
志望動機において経験を語っちゃいけないなんてルールはどこにもない。むしろ、志望動機に起因する経験であれば積極的に話すべきです。
経験は確固たる根拠となる。経験に勝る理由はありませんから。
いかがでしょうか?
経験を積極的に語りましょう。それが説得力を生み、面接官への説得材料として最適なものとなります。
そのためにも「なぜ」を深める。
これを絶対行いましょう。