志望動機作成のために、まずやるべきこと
前回は、業界研究について述べました。
詳細はこちらをご覧ください。

業界研究はつまるところ「企業研究」です。
大半の人が、
「この業界・企業で働いてみたい。」
「こんな職種を経験してみたい。」
漠然とでもそんな思いは持っているはず。
けれども、働いたこともないから、確固たる思いになかなか結び付かない。
だからこそ、具体的な就職志望先の志望動機なんて、思い浮かばない。
そこで今回は、漠然とした思いを確固たる志望動機にするためにやるべきことを列挙します。
自分が働いている姿を想像できるように、能動的に行動しましょう。
働いている姿を想像するために
① HPを確認する。
その就職志望先の市場分析と、立ち位置を確認しましょう。
志望するなら最低限知っておかないとならないワードなんかを調べておきましょう。
② OB、OG訪問をする。
先輩がそこで働いてる理由、やりがい、仕事内容を確認しましょう。
自分の考えと照らし合わせ、ギャップを知りましょう。
可能なら複数人と会って、客観的かつ総合的に判断しましょう。
③ インターンシップに参加して、仕事の一端を知る。
今や当たり前ですね。なるべく長期インターンに参加しましょう。
最近では大学2年次からインターンシップに参加可能です。
④ 説明会に参加する。
人事や従業員の話を聞くことができ、かつ顔を覚えてもらうチャンスです。
これは絶対参加しましょう。説明会に参加しないと選考に上がれない企業も多いです。
⑤ 見学会に参加する。
仕事ぶりを見られるチャンスです。
ただし、見学会を実施している会社は少ないです。
⑥ サービスを受ける(使う)。
一番はこれですね!
その志望先のモノを使ったり、サービスを受ける!
そうすることで、お客様への思いや仕事への方針が分かります。
ただし、サービスが良いからという理由はNG。
従業員目線でサービスを見ることが大切です。
志望動機を考えるための行動は、自分が何者かを知るひとつの手段でもあります。
・自分がどんな考えや価値観を持っていて、企業の考え方やスタンスと合致するのか。
・自分の思い描く将来像に合致するような働き方や仕事ができるのか。
企業を知らないと見えてこない部分は、自分から能動的に動くことで見えてきます。
あなたの価値観と企業の価値観がどの程度合うのか、能動的に行動し確かめましょう。