やりたくないことから考えよう。
自己分析はできること×やりたいことを考える。

自己分析は掛け算だ。
自己分析は経験の洗い出しだけではない。自己分析は、ただ単に自己PRやガクチカといった経験を語るために経験の洗い出しをする作業と捉える人が結構多いです。それも必要ですが、その奥にあるものを探ることが大切。「できること」、「やりたいこと...
前回の記事では、そんなことをお伝えしましたが、自己分析が苦手、何をしたら良いかわからないという方もいるでしょう。
そのような方は、ぜひ消去法を試してほしいです。
「嫌い」や「苦手」を切る。
できることややりたいことを考えつかない。
そもそもこれまで何を頑張ってきたかもよく分からない。
意外とそう話をしてくれる方も少なくありません。
働いたことがないのだからできること、やりたいことを考えろと言われてもピンと来ないですよね。その気持ち、分かります。
そこで考えてほしいのが、嫌いなことや苦手なことを消去すること。
嫌いという感情や苦手意識というのは、考えると「嫌だ」という感情が沸き起こってきます。いわば「テンションの下がること」ですよね。
誰もテンションが下がることをやりたいとは思わない。ましてや、それを仕事にしようとは考えないでしょう。
そのため、嫌い、無理、面倒くさい、興味ない、やりたくないというマイナスの感情を元に切っていくことで、やりたいことやできること、就職の軸というものが絞り込まれていきます。
もし、どうしてもやりたくないことがありすぎて、絞ったら何もなくなるという状態になるようなら、
順位付けをしていきましょう。
やりたくないことリストNo.1に輝いたものが、最もやりたくないこととなり、順位が下がるほど、やってもいいかなって気持ちが強くなることになります。
最下位は一番やっても良いと考えるものということになるでしょう。
やりたくないことリスト、ぜひ作ってみてください。