柔軟性
自己PRする能力として、これまでリーダーシップ力や行動力、実行力についてお伝えしました。
詳しくはこちらをご覧下さい。


これらの他にも自己PRする能力について、他にも教えてほしいというお声をいただいたので、本日は自己PRする能力のなかで、おそらく一番多いのではないかという、「柔軟性」について触れます。
見ていただいてる人がいるということを実感できるのは本当にありがたいことです。見ていただき、ありがとうございます!就活の参考にしてくださると幸いです。
柔軟性とは
柔軟は柔軟でも、体の柔らかいことをいうのではありません。ご了承下さい。。。
柔軟性がある人とは
「柔軟」という言葉の意味は、「その場に応じた適切な判断ができること、さまざまな状況に対応できること」です。
(コトバンクより)
つまりは、臨機応変に対応する力といえますね。
仕事において、マニュアル通りにいかないことは、多々あります。そんなときに、焦ったりあたふたせずに適切な判断のもと対応できること。これが柔軟性、柔軟な対応力と言えますね。
また、人と接する際も言えます。異なる価値観を持った人と触れ合う上で、自分の考えに固執せず他人の考えを受け入れて仕事ができるか。
部署異動で環境が変わり一から人間関係を構築することになってもすぐに適応し、自分の力を発揮できるか。
これらも柔軟性といえるでしょう。
このように、柔軟性はビジネスにおいて大切なスキルと言えます。特に、総合職や公務員など様々な環境に身を置く必要がある人には必要不可欠な能力といってよいでしょう。
柔軟性をPRする方法
以上のことから、PRする方法としては、
① 臨機応変な対応について触れる。
② 自分の意見に固執しない。
これらをPRすることが望ましいでしょう。
どちらにおいても、
どのような環境変化のなかで、どのように対応できたのか、その結果として成果は何を得たのか、
また、物事を客観視できたり、多角的な視点で見れたことを経験として述べましょう。
失敗をどのような対応で切り返し、成功に導いたかを話すことも柔軟性のPRに繋がります。
PRの際の注意点
じつは、この柔軟性を面接でPRする際、注意してほしいことがあります。
① 突飛な質問や追及質問に答えられない。
② 世代毎の対応を話す。
① 突飛な質問や追及質問に答えられない。
こういった質問を投げ掛けられたときに、さっと答えられない場合、柔軟な対応ができないと判断され、自己PRとの矛盾を面接官に与えてしまいます。
② 世代毎の対応を話す。
柔軟性に対するエピソードは色々話せるので、アピールしやすいのですが、良く聞くのが、この世代毎の対応。
「ご年配の方には○○のように~、子供には△△のように~」のようなエピソード展開ですね。
これは、私の一意見に過ぎず、実際他の面接官がどう評価するかは人それぞれですが、
私からすると、またこのパターンか。。。と思ってしまいます。
それほど多いのが、このエピソード展開。とくに接客業をする人に多いエピソードですね。
皆同じようなことを言いますし、居酒屋アルバイトをはじめ、接客業の経験をした私からすると、当たり前じゃんと感じてしまいます。
私の場合、居酒屋アルバイトでは、
珍しくいつも以上に酔われた常連のお客様が、テーブル担当をしていた私を呼びつけ、私にお酒を勧めてきました。そこで、私はお客様に気持ち良く飲んでもらえるよう、店長にお断りを入れ、勧められたお酒を飲みました。その結果、お客様から気に入られ、その方が来店された際は、私をテーブル担当に指名していただけるようになりました。
あ、ちなみに、決していかがわしいお店ではありません。普通の居酒屋チェーン店です!
これ、私がお酒に強い方だから出来たことです。酔っても顔色一つ変わらないタイプなので。
とはいっても、環境適応力に乏しく自我が強い私ですから、柔軟性はおそらく今でもPRしません。。。余談です。
いかがでしょうか?
柔軟性はビジネスにおいて必要不可欠な能力だからこそ、適切にPRすれば相当の威力を発揮します。が、一歩間違えれば、矛盾を生み、火傷を負いかねません。柔軟性をアピールしたい人は、ぜひ日頃から臨機応変さを意識しましょう。そして、エピソードで他の就活生と差をつけましょう。