「楽しい」仕事を考えるなら、これまでの楽しかったことを洗い出そう。

自己分析

楽しいって思える仕事の、そのヒントはこれまでの人生に隠されている。

就活生のあなたはおそらく、今ものすごく敏感にそして注意深く周囲に目を向けていることだろう。

周りの大人たちは今、
仕事がない。
仕事ができない状況。

就活生が利用する、就活カフェもテストセンターも閉鎖。
公務員試験だって延期。

この騒ぎを見て、あなたは何を思いますか?
まさか…、
安定って大事だな、安定感のある公務員や大手企業がやはり一番!
なんて思ってない?

それは何だか早とちり。
安定が大事なんじゃない。

こんなときでも本気になれることってなんだ?
ってこと。

自分はどうありたいのか。
自分にとって重要なのは何か。

昨年、支援した多くの就活生=今年の新入社員(新入職員)から連絡を頂いた。

特に公務員には、研修なんて1日、2日程度。
入庁初日から現場って人もいる。

思った以上の仕事量、仕事の範囲、仕事の過酷さに打ちひしがれているけれど、

でも、根底にある「楽しい」という気持ち。

それを聞けただけでも、私は感無量。
カウンセラー冥利に尽きる。

まだまだ仕事の過酷さの一端しか覗いてないとは思うのだけれど。。。
新社会人!これからが勝負だよ!

今年の就活生もやはり、
この楽しいって思いをどうしたら持てるのか
をぜひ考えてほしいと感じます。

「楽しい」の共通項を探ろう。

幼少時代から現在まで、楽しいと感じたことやテンションが上がることがありませんでしたか?

その、楽しいと感じたことを各時代で洗い出してみてください

洗い出す際の留意点:
① 小、中、高、大学において、楽しいと感じたことを洗い出す。(なるべくたくさん、10コくらい)
➢ 5W1Hを使って具体的に洗い出す。
➢ 特に、「なぜ」、「どんなところが」楽しいと感じたかを明確にする。
② 洗い出した「楽しいこと」の共通項を探す。
➢ 共通項=昔から変わらず持っている軸。

大切なのは、楽しいことそのものではありません。
どのような部分に楽しさを感じたかを明確にすることです。

往々にして、幼少時代と現在とでは「楽しいと感じること」は変化します。
それは、成長の証でもありごく自然のこと。

ただ、その変化の中にも実は共通項があります。
全く別の事柄でも、共通する想いや価値観がある

それは以下の記事の「未来図を描くためにも経験や行動の共通点を探ること。」にもある通りです。

あなたは未来図を描けるか?経験や行動の共通点を探ろう。
「こんなはずでは」よりも「次はこうしよう」という能動性を。転職希望者の方と話をしていると、特に初めての転職をする若年者の中で多いのが、入社前後のギャップ。自分が考えていたものとは違う、という理由が多いです。このギャップを感じ...

その共通項があなたを形成する
その共通項は仕事にももちろん応用可能です。

その共通項が志望先でならどのように叶えられるのかをしっかりと見極めてください

それを見つけ出すことで、「楽しい」と笑顔になれる仕事へと繋げていきましょう。

大きな飛躍を。