あなたの当たり前の中に、あなたらしさがある。
自己分析。
この名称自体が大それたものに感じられ、面倒臭そうだし、何したら良いかわからない。
大それたものだから、文字通り大それたことしてないしって感じる就活生が非常に多いです。
けれども、大それたことなんてほとんどの就活生がやっていません。
先輩社会人だってほとんどの人は大それたことやっていないけど、いま会社勤めをしているのです。
当たり前の中にこそ、個性がある。
大それたことをPRしないと受からないわけではありません。
あなたの「当たり前」の中にある個性や特徴を採用者に伝えればそれでよいです。
コンピテンシー評価型面接。
これは就活生の行動特性を知るためのもの。
詳細は以下をご覧ください。

特別なことを行ったかを知りたいのではなく、就活生が特に持っている性質を知るための面接です。
大それた、特別なことをしないとあなたの持っている性質は活かせないというわけではないはず。
例えば、
目の前で人が困っている。そんな時に手助けをするのか、素通りして無視するのか。
そこにあなたの性質が隠されているのです。
そして、何が正解というわけでもない。
当たり前に思う行動の中にこそ、あなた特有の性質が隠されています。
自分にとって当たり前でも、他人からしたら当たり前ではないのです。
もう一つ、私の例を出しましょう。
私は他人の手を煩わせず他人がスムーズに通れるように、ドアを自ら進んで開けます。知らない人でも一緒に通る人がいれば例外なく待ちます。エレベーターでは必ず操作ボタンのある側に立ち、ボタンを操作します。
これは、幼い頃からのある意味癖のようなもの。
大学時代、友人が私のそういった行動を見て私に「お前、変わってるよな」と言いました。
私の「当たり前」が、友人にとっては「変わってる」のです。
これが行動特性。
あなたの当たり前の中にこそあなたの性質が隠れています。
ぜひ洗い出してみてください。
洗い出しの際は、以下を考えましょう。
・どのような意図があるのか。
・その行動から学んだことや感じたことは何か。
・その行動に対する周りの評価はどうか。
以上を意識すると、面接では具体的な行動特性を相手に伝えられますよ。