自己PRと長所
前回、前々回と、学生が良く述べる自己PRについて触れました。
詳しくはこちらをご覧下さい。


誰もが同じような自己PR。だからこそ、他が述べるものとは少し違うことが話せると周りとの違いを述べられてよいのかなぁなんて実感しております。
そして、自己PRで長所を述べる学生が多いのですが、面接においては、両方を聞かれることもしばしば。
そこで今回は、自己PRと長所の違いについて。
よく学生の方から質問されるのがこの2つの違いです。どのような違いがあるか、見ていきましょう。
自己PRと長所の違い
面接で、面接官はただ闇雲に質問しているわけではありません。それぞれの質問に意図を持って質問しています。
そのため、自己PRと長所の両方を問われるということは、違う意図を持って質問されているんだと認識しましょう。
採用の視点
まず、自己PRと長所の違いを見る上で重要になってくるのが、採用者の視点です。
採用者・面接官の視点は、大別すると以下の二点。
・どのように貢献してくれるか。
・企業の社風に合う人材か。
この視点で、あなたに質問します。
意図を汲み取る。
では、あなたが心がけるべきことは何かを、見ていきましょう。
① 自己PR
② 長所
① 自己PR
これは、自己をPRするものです。
では、自分の何をPRするべきか。
それは、自分がその企業でどのように活躍できるかをPRするべきですね。
採用したいと思わせるには、これが一番の方法です。
よって、上記の採用者の視点の、どのように貢献してくれるかに答えることになります。
そのため、「その企業で仕事する上で、活かせる自分の強み」を述べることが必要です。
勘違いする方が多いですが、
人よりも得意と感じることを考えてみると、良いでしょう。
勘違いする方が多いですが、
自分のキャラクターをPRするものではありません。
② 長所
では、自分のキャラクターをPRするものは何か?
それが、長所です。
あなたがどのような人間か、あなたの人柄・特長を伝えるのが、長所になります。
よって、上記の採用者の視点の、企業の社風に合う人材かに答えることになります。
自分の性格における魅力を考えてみると、良いでしょう。
他人から見たあなたを知る
自己PRを述べる際は、他人からの評価も添えるようにしましょう。他人からの評価も述べることで、あなたの自己PRが際立ち説得力を持たせます。
また、長所は自分で思う長所と、他人から見た長所を聞かれる場合があります。
「あなたは他人からどのように思われていますか?」
という具合です。
大概、この2つの長所は異なります。あなたが主観的に見たあなたと、他人が客観的に見たあなたが異なるためです。
そのため、この2つが一致していると、何かしらの嘘をついているか、苦し紛れに話しているなと言うことがバレます。
だからこそ、あなたが思うあなたの長所と、他人が思うあなたの長所の比較をしておきましょう。
他人が思うあなたについて、あなた自身はどう思うのか、も考えておきましょう。これも聞かれることが多いです。
ギャップをどう受け入れるかも、あなたの協調性やコミュニケーションスキルを面接官が判断する材料になるためです。
いかがでしょうか。
このように、自己PRと長所は大きく異なります。
これを理解することで、何を自己PRにするか、はたまた長所にするか、適切に判断できるように、自己分析をしっかり行いましょう。
自己分析については、以下のブログをご覧ください。
自己分析:



