自分の場所を探すには、価値観を知ることが大切。
前回は、自分で自分の場所を作ることをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

能動的に行動し経験することは、自分の場所を見つけるいわば業界研究や組織研究になり、そして、自己分析にもなります。
自己分析は過去の経験の振り返りではない。
自分の居心地良いと思える場所を探す。そのためには、自分を知る必要があります。
自分を知るは価値観を知ること。
よく自己分析をする際に、「過去の経験を振り返る」という言い方をします。
ただ過去の経験を思い出すだけでは自己分析の意味がありません。
最終的には、自分が将来仕事を続けていく上で、どんな社会人でありたいかをイメージをふくらませる必要があります。
そのため、何が好きで何が嫌いか、何が得意で何が苦手かをまずは整理しましょう。
考えるその対象はどのようなものでも構いません。色、音楽、本、科目、人、スポーツ、テレビ番組などなど、様々です。
大切なのは、「何が」よりも「何故」の部分ですので、必ず「何故」=理由を考えましょう。
その理由の中に「価値観」が眠っています。
何があなたの好き嫌いの判定基準となっていますか?
よく、成長できるかどうかを組織選定の軸に挙げる人がいますが、これは価値観とは少し違います。
成長できるから好き、成長できるから得意とはいえない為です。
好きだ(もしくはできる)からこそ継続し、継続したことで成長に繋がるというだけ。
その意味では、なぜ継続できたのかを探ることで価値観を知ることができます。
あなたは日々の生活感の中でどのようなことに満足感を得るでしょうか?
それが好き嫌いや得意不得意の判定基準となるはず。つまりは、それこそが価値観です。
まずは自分の中で大事にしている価値観を見つけてみましょう。
いかがでしょうか?
自分の場所を探すためには、まず自分が何者かを知る必要があります。
そのためには、価値観を知ること。その価値観をもとに組織選定をし、就活の納得感を強めましょう。