ESも面接も「なぜ?」の具体化が、個性を伝えるために重要。

自己分析

好きなことも理由が違う。あなたの理由が個性になる。

電車の中、毎年この時期に見かけることが多い、リクルートスーツに包まれた初々しい姿。

今年はその数が少ない。
まぁコロナだから仕方ないよな。。。

こんなときだからこそ主体的な行動をぜひ意識しましょう。

さて、就活生の個別相談を受けていると、軸の選定やら趣味やら特技やらで、「好きなこと」に着目してる人が多い。

軸の選定で多い一つが「好きなことに関わる仕事」だし、
趣味や特技では好きなことを挙げる。
音楽鑑賞、映画鑑賞、読書などなど。

、趣味や特技で多い相談が、
「こんなことしか書けないんですけど、皆と同じでも良いのですか?」

うん、そう考えるなら別のものにしよう。
本当に趣味や特技としていえるものがないのなら、今から趣味を作れば良いじゃない?👍

そして、オカリナを趣味にした就活生もいたな。。。
元気にやってる?

自分なりの理由を伝えれば、個性は光る。

好きなこと

別に特別なことでなくても良い。
堂々と熱く語れるなら。

上記で触れた趣味や特技については、以下も合わせてご覧ください。

趣味・特技もPR材料~人柄から分かるあなたの仕事への姿勢~
趣味・特技エントリーシートの書き方について、これまで二回触れてきました。詳細はこちらをご覧下さい。エントリーシートでこれらの項目の記入を求められるということは、面接でも聞かれるということです。今のうちにしっかりと準備をしておき...

この記事にもあるように、特別なことである必要はありません。

大切なのは、
「好きなこと」そのものではなく、「理由」にある。

例えば音楽鑑賞だと、皆こぞってJ-POPを具体的なジャンルとして挙げる。

ジャンルが丸被り。

でも、面白いのは、
それを好きな理由が人それぞれ違うこと
です。

物が同じでも、
その理由が異なれば、それは立派な個性

私と今は亡き祖母の間でこんな話がありました。

中学校時代。
祖母とサッカーの話で盛り上がった。

祖母も私もサッカーが好きで、
サッカーの何が好きなのかという話題に。

私は、プレイ中の駆け引きやボールを足で操る面白さを挙げ、
祖母はボールがゴールネットに吸い込まれ、ネットが揺れるのを見るのが好きと答えた。

同じサッカーでも、こんなに好きの理由って異なる。

好きなことを含め、事柄そのもの以上に理由を述べることが大切なのは、まさにそこにある。

その理由には、人それぞれ個性が伴う。

だからこそ、
「なぜ?」の具体化を意識しよう。