就活は、悩んでいる暇を与えてくれない。~不屈の精神で分析を。~

就職活動全般

就活に必要なのは分析。

前回は、面接で緊張しないための方法等お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

面接での緊張は、本気の証拠!〜自分へのご褒美が緊張を解すカギ?〜
面接での緊張は当たり前と考えよう。前回は、自分を偽ることなく、自分らしく就活しようということについて、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。さて、面接。緊張する方も多いのではないでしょうか?緊張してうまく話せないという方に今...

さて、就活に本気で取り組んでいるあなたは、選考結果に一喜一憂しているのではないでしょうか?選考突破もその逆も、採用も不採用も、多くの組織の選考を受けるなら、分析は怠らないようにしましょう。

分析からわかるあなたの特性。

良い結果をもたらしたことは、「これを言った(行った)から、受かったのだな。」と、何となく覚えていることが多いです。

一方、悪い結果については、動揺することもあり「なぜ受からなかったのか」ということが見えづらい。

受からないという失敗経験は、目を背けたくなるかもしれませんが、失敗にこそ眠るのが成長の種です。

就活はまさにPDCAサイクル。

「落ちた理由」を探るのには理由があります。それは、「他の所で同じようなミスをして落ちないため。」です。

落ちたことの分析をしなければ、いつまで経っても同じことの繰り返し。なぜ落ちたのか、何が原因かそれを分析することで修正や改善を加え、就活の納得感を増していきましょう。

まさに、就活もPDCA。このPDCAについては、以下も合わせてご覧ください。

就活生の面接トーク術~PDCAを回す!~
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先日も就活生から、エントリーシートが通らずその理由を分析したいという相談を受けました。エントリーシートを拝見すると、具体性や「チームの中の自分」という観点がないという改善点を見つけた。

「自分がサークルメンバーに対してこんなことをした」ということは書かれていても、「それにより、サークルにどのような影響がもたらされたのか」という視点が抜けていたのです。

その改善からは、「選考突破するエントリーシート」を提出できるようになったと報告してくれました。

もちろん、その就活生にとってそこから一層気を引き締めて臨む必要はありますが、まずはホッとしたことでしょう。

こういった改善とその実りは、自分の気持ちを軽くすることもできるのです。

原因分析は一人ではできない。

そして、原因分析は、自分ひとりで行うことは極めて難しいことも留意しておきましょう。何がダメだったのか、これは主観で考えるよりも客観で考えなければなりません。なぜなら、組織(人)から選考「される」ためです。

そのため、自分で分析した内容を我々キャリアカウンセラーに聞くことはもちろん、可能であれば、人事の方に落とした理由を聞きましょう

一次面接では、クローズドな組織が多いため落とした理由を教えてくれない人事が多いですが、人事面接以降で落ちた場合は落とした理由を教えてくれる人事も増えます。

なぜなら、人事には気に入られたからこそ人事面接を突破したわけですから、人事は基本あなたの味方なのです。

ただし、それでもやはり話してくれるかどうかは人事次第。しかも最近は情報漏洩に厳しいため、どうしても教えてくれない人事もいるかもしれません。そのため、駄目で元々と考えつつ、人事に問い合わせてみてください。

ちなみに、問い合わせの際は、メールよりも電話がベストです。

いかがでしょうか?
落ちた理由の分析は、受かった理由の分析以上に大切。あなたの中の就活における成長要因を見つけ出しましょう。