就活は過去の自分と比較して情報をモノにせよ!
前回は、聞かれたら答えるでは済まさないということをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、就活生との話の中でよく話題になるのが、「周りはどうなのか」というもの。
人の心理として、やはり気になりますよね。。。
他人はどうかよりも自分はどうか。
自分以外の人が今どういう状況なのか、自分は今どの位置にいるのか。
「周りに比べてどうなのか。」
私がよくお伝えするのが、相手との比較はしないことです。
就職活動は自分との戦い。されど、一人で戦うべからず。
就活に限らず言えることですが、他人との比較はあまり意味をなさない。
それは、自分と他人との境遇は似ても似つかないから。
生まれ育った環境が違うのですから、その立っているスタートも、向かうべきゴールも、その道中も、全く異なります。
そんな相手と比較したところで参考にはなりません。
大切なのは、同じ境遇、同じ経験をしてきた過去の自分との比較です。
過去の自分に対して勝っているところが必ずあります。それが、現在培っている経験であり成長です。
今経験していることは、過去には経験していなかったこと。その経験の差の分だけ、過去よりも成長しています。
その過去との差から、成長を感じましょう。
就職活動は、まさに過去の自分との戦い。過去の自分を正しく理解(自己分析)し、過去の自分を乗り越え(選考結果の振り返り)なければ、自分を認めてくれる組織とも巡り会えません。
比較するなら過去の自分と。
ただし、過去の自分と比較するといえど、就活は一人で行うものではありません。
自己分析も振り返りも、面接練習も、友人など他人と行うことで客観視ができます。
自分に足りないものを他人から得ましょう。
そして、環境が異なる相手と唯一比較できるのが、情報量です。情報の多さは人それぞれ多少があります。
だからこそ、自分の情報の足りない部分を相手から仕入れ補完すること。
先輩や我々キャリアカウンセラーとの縦のつながりだけでなく、友達との横のつながりも大切です。
いかがでしょうか?
つながりは比較のためにあるのではありません。情報交換・共有のためにあります。相互補完で就活を進めましょう。