「らしさ」ってなに?
前回は、就活は言葉で自分すごいPRをするのではなく、行動と態度で示そうとお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

自分らしい就職活動。なんか最近はそれがキーワードな気がします。「自分らしさ」って何だろう。
「らしさ」を見つける。
昨今、多様化した社会となり、働き方も多様化していますね。ワークライフバランスに代表されるように、その多様化の流れの中に就活もあるといっても過言ではない。そう感じます。
だからこそ「自分らしさ」が必要なのかもしれません。
「らしさ」は、好きと得意と大切にしたいことから成るもの。
日本の就活といえば、皆同じようなスーツやカバンで、同じような髪形で均一化、画一化されている。
そんな状態で何を判断すればよいのかということで、最近は選考中の私服OK、髪形自由という組織もあるようです。
組織も徐々に変化している。
そのため、就活生の方も、この多様化に慣れてもよいように感じます。
毎年、就活生の方から「就活に強い経験」とは何かを聞かれます。そこには自分らしさがないように感じられる。
経験だって多様化してよい。自分らしい経験を自分らしく語ることが大切。
この経験については、以下も合わせてご覧ください。


そして、この「自分らしい」というのが悩ましい。そこで、この「らしさ」を見つけるには自己分析をとよく言われています。
この自己分析。よく講座として実施されていますが、自己分析はテクニックでもなんでもありません。
自分を知る方法や手段を紹介しているに過ぎないのです。
「学ぶ」だけで終わらずに、実践しましょう。
もし自己分析に悩んでいるなら、以下を考えてみるのをお勧めします。
・好きなことは何か。
・好きなことの中でも得意なことは何か。
・最も大切にしていることは何か。
好きなことをやっていると、人は満たされます。その中でも、得意なことは一番苦にならず受け入れられやすいものとなる。
けれども、最も大切にしたいことを大切にできていないと、ストレスを感じるようになります。
これらのことから、この3つを掛け合わせると、自分らしさが見え、どのような人間になりたいかが見えてきます。
そうして見えてきた自分らしさに従って納得の行く就活ができると良いね。
いかがでしょうか?
就活を通して、様々な人の生き方に触れてみてください。
そうすることで、自分はこうありたい、こうありたくない、ということが分かり、自分のありたい人間像が見えてきます。
そして、このありたい人間像は、結婚や育児といった環境変化により変化します。社会人になっても、上述の3つは常に考えてみましょう。