年始の過ごし方で勝負が決する可能性が大きい。
前回は、グループディスカッションのことについて、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、あなたはこの年末年始をどのように過ごしていますか?20卒新卒採用はすでに架橋を迎えている。今回はそんな内容をお伝えします。
採用活動は明らかに早まっている。
2018年を振り返り感じることは、20卒採用の動きがとにかく早いということです。なぜなら、数は少ないながらも、19卒新卒(現大学4年生)採用がまだ継続している企業があるものの、説明会が1月早々から控えているなど、20卒の採用活動がスタートしている(むしろすでに採用活動を終えている)企業が多いためです。
20卒向け採用活動の動きは例年にも増して早い。
今年は10月の段階で内定が出始めているのが現実。大学も就活生も、意識として前倒しで就職活動に向き合っているという印象です。なぜ10月の段階で内定が出始めているか。それはやはり、企業が夏のインターンシップに参加した学生を早期に囲い込もうとしている。これが要因でしょう。年明けのこのタイミングで、内定が出た、入社意志の確認をされたという報告もいただいています。中にはアルバイト勤務を打診されたり、内定直結型冬インターンシップへの参加を打診されたりという就活生もいるよう。
夏インターンシップで囲い込んだ就活生の中でいかに採用を固めるかが企業にとっての肝になっているといっても過言ではありません。やはり、コンサルティングやIT関係は年末で採用活動を終了したところが多いとの情報も耳にします。それ以外の企業でも、就活サイト経由での採用活動が解禁される前に、就活サイト以外の経由でいかに採用するかを採用戦略として重要視しているとのことです。
あなたは年始をどう過ごす?
では、就活生はどのように就活戦略を練るべきか?この年始にやってほしいことは以下です。
・情報の整理
・今後の予測
この年始は企業の動きは一旦休止。じゃあ就活生も一旦休止でよいかというとそういうわけではありません。企業が一旦休止したことでできた時間を自分のために使ってほしいのです。それが上記の「情報の整理」と「今後の予測」です。昨年のインターンシップや行ってきた自己分析、業界研究で得た情報をまずは整理してください。
それらの情報の中で、自分は何がしたいのか、何ができるのかを考え、将来の在りたい自分を予測しましょう。そのうえで、将来の在りたい自分になるためには、どこで何を身に着けるべきかという視点を取り入れて、この年始を過ごしてください。
やりたい事が見つからないあなたへ
やりたい事が見つからないという方でも、「将来どんな自分になりたいか」は考えることができるはずです。それを考えたら、次はその将来の在りたい自分になるにはどうしたらよいかを考えてみましょう。ただし、おそらく「どうしたらよいか」ということが見えてこないかと考えます。
では、どうするべきか。それこそが「人に会うこと」です。自分から選り好みせず、様々な先輩や社会人に声をかけてみてください。ご両親や、ご親戚、アルバイト先の先輩、店長などなど。現在働いているありとあらゆる社会人に、とにかく話を聞いてみることです。社会人なんてなったことがないのだから、分かるはずがない。それなら社会人になった人に話を聞いてみればよいというわけです。話を聞かないと分からない事は分からないまま。
話を聞いては聞いて、そこから将来の自分を想像することです。自分の考えに近い人がいればそれを参考にすればよい。考えに近い人でなくても聞いたことを基に情報を整理して「自分だったらどうか?」を考えることをお勧めします。
どれだけ多くの人に会い、どれだけ多くの意見を吸収できるか。人に会う就活を心掛けましょう。
いかがでしょうか?
社会人50年を充実した50年にするために、今は年始も稼働させましょう。ONとOFFのメリハリも大切ではありますが、OFFにしながらも前進の歩は休めずに。
人に会う就活のすゝめは以下も合わせてご覧ください。

