従業員、皆経営者たれ。〜経営者目線と従業員目線のバランスも大切。〜

就職活動全般

経営者感覚を持つ=責任が生まれる。

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アンチ圧迫面接!〜面接はマッチングの作業だ。〜
圧迫面接に耐える美学などありはしない。前回は、情報収集と在りたい自分の抽出の大切さをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。さて、面接はお見合いの場。お互いに合うか合わないかを確かめる場。自分の考えだけを披露する場でも、落...

さて、体脂肪計国内シェアトップの企業が2017年に導入した新しい働き方の制度である「従業員の個人事業主化」。

この3年で26名の従業員が独立したとのこと。

すごい!独立された方もこの企業も、声を大にして応援したくなる。

組織を成長させるには、あなたの意識改革が必要。

「従業員、皆経営者たれ。」

私の考えはこれ。これは別に、薄給でも我慢しろ、サービス残業しろと、低レベルなことを言いたいのではありません。

上述の企業の働き方のように、そして私のように本当に経営者(個人事業主含む)になれとは言いませんが、その経営者感覚は持ってほしい。

これは、私を育てようとしてくれた本部長の言葉でもあり、この意味が今少しは理解できているように感じます。

組織を自分が変えていくという意識を持つこと。

経営者にも従業員にも、それぞれに立場があります。その立場の違い故に、考え方に相違が出るのは致し方ないこと。

それぞれの言い分があるでしょう。

経営者からすれば、従業員は好き勝手なことしか言わない。従業員からすれば、経営者は現場のことを何一つ理解していない。

その想いの隔たりが、組織を弱体化させています。

ただ、そんな両者に共通した想いもあります。それが「その組織を良くしたい、成長させたい。」という想い。

両者とも、その会社にいるのなら、少なからず成長させたいという想いがあるはず。

その想いがなければ、早々にその会社を辞めているはず。いや、辞めてもなお、その会社を好きでいるという人もいるはずです。

もし、組織に属していても上記のような想いがないというのなら、そんな惰性的な生活しててよいの?と問いたい。

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経営者感覚になれば、仕事意識は間違いなく変わる。一つ一つの言動、行動に責任が芽生える

その責任があってこそ、ワークライフバランスが初めて機能すると言っても過言ではありません。

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会社に染まるのも悪くないけど、自分が会社を変えていく気概で主体的に動く。そんな人を求めているのが今の時代。

その会社に染まりきったら、単一的な考えしか持たなくなるよ。

その考えは時代の変化に取り残される。

どんなに大手でも簡単に潰れる時代なのだから。

ただし!
本当に経営者のように振る舞うことはできません(笑)。現場の従業員が勝手に意思決定をしだしたら、収拾がつかなくなる。

大切なのは、自分の言動や行動に責任を持てるようになること。人任せでいないこと。

あなたも組織の一員。その組織を支えるメンバーの一人なのです。

そして、チームや周囲の人たちをも大切にできること。そんな従業員目線も大切です。

いかがでしょうか?
経営者目線。これは、わがままに横暴に、ただ会社の利益のためだけに振舞えということではありません。

日本の従業員は、雇われている感満載。言われたことをやるのみで文句だけは一丁前、という人が多い。

本当に人生を豊かにしたいなら、仕事を楽しむこと。仕事を楽しむなら、主体的に考えること。動かされてばかりでは、真の楽しさは得られません。

従業員目線に経営者目線をプラスしよう。