就職の軸を明確に。
就職の軸。
あなたはどのような軸を持っていますか?
人によって様々な回答があるでしょう。
中でも多い回答が以下です。
「成長できる組織で仕事したい」
「高い給料を得たい」
「人と接したい」
これらはどれも就職の軸の1つかもしれませんが、パーフェクトなものかと問われれば、不足感ありです。
成長できるとは?
高い給料とは?
人と接するとは?
そもそも成長できない組織ならば、そんな組織はとっくに潰れているでしょう。
そもそも高い給料の定義が不明確ですし、給料は能力等に見合ったものであるべきですので、能力を示さずに給料だけを求めるのはお門違いでしょう。
そもそも人と接しなければビジネスは成り立ちません。
就職の軸と言うには、抽象的過ぎるのです。
抽象化から具体化へ。そしてなぜを深める。
就職して実現したいことを実現させるため、将来なりたい自己像をより確実なものにするための基となるもの。
それが就職の軸。
将来目的の実現のための目標が就職の軸と言っても良いでしょう。
それを叶えるための活動が就職活動です。
そのため、その目標である就職の軸は具体的であるべきでしょう。
例えば、人と接するとは何を指すのか。
・直接的か間接的か。
・程度はどの程度か(メイン業務かサブ業務か)。
・どのような人を中心に接したいのか。
・どのように接したいのか。
抽象化を具体化させることで、軸が明確になり、論理的な説明もしやすくなります。
そして、やはり重要なのは、なぜそう考えるのかということです。
なぜ人と接したいのか。
接客業1つとっても、お客様のサポートをすることに生き甲斐を感じる人もいれば、同僚や上司のサポートをすることに生き甲斐を感じる人もいます。
直接お客様に接したいと感じる人もいれば、直接お客様に接するのは合わないと感じる人もいる。
それは、なぜか?
その「なぜ?」の理由の部分にあなたの個性を示す
「あなたらしさ」が隠れています。それが軸を形成する確かな一つとなりますよ。