面接やエントリーシートは具体的に。〜相手に伝わる具体性を。〜

就職活動全般

具体性は大切。でも、やりすぎは禁物。

前回は、質問することの大切さについて、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

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さて、面接をしていると具体的過ぎる方が多いように感じます。

具体的にを意識しすぎて訳が分からなくならないように。

もっと具体的に。そんなことを四方八方から言われるでしょう。抽象的、表面的な表現は、面接では受け入れられ難い。だからといって、具体的すぎるのも困り物。

具体的にというのは、何とも分かりづらいものです。

とはいえ、エントリーシートや面接においては、自分を説明するために、具体性は必要。

表面的な人は、印象が弱い。

あまりにも表面的、抽象的過ぎる方がいます。本質を述べているようで、深堀りすると答えられなくなる。こういうタイプの方は注意が必要。印象が薄く弱くなるため、面接で落ちやすいです。

5W2Hを使って具体的にエピソードを洗い出しましょう。

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説明力を身に着ける就職営業力④ 商品の正しい説明ができること。自分のことを正しく説明できるか、これがエントリーシートや面接で求められます。特に、面接の基本は「対話力」。昨日はそんなことをお伝えしました。詳しくは下記をご覧くださ...

とくに、その時の感情に焦点を当てて質問されることが多いので、「なぜ?」を深めておくことも大切です。

就職営業力③(3)~自己分析を深めるコツは「なぜ?」~
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なぜ?を深めて具体性を掘り起こしましょう。

具体的過ぎて言いたいことが不鮮明になっていないか。

具体的であるに越したことはない。ただし、例えば「ゼミナールではどんなことをしてきたの?」という質問に、専門用語をふんだんに使ってゼミナールの研究内容を答えるのはナンセンス。

ゼミナールメンバーや教授、外部の人との関わり、担った役割について触れるか、
研究内容について触れるなら、個別具体的な名称を用いるのではなくアピールしたい能力に絡めて話をするなど、伝え方の工夫をすることが望ましいです

ゼミナールのことや伝え方については、こちらをご覧ください。

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具体的になりすぎれば、言いたいことがボヤけてしまうことも。具体的にを意識しすぎて不鮮明にならないように。

いかがでしょうか?
具体的に自分のことを説明することか大切。されど、過度な具体性は禁物。

経験を洗い出し、志望動機を深めて、論理の穴を埋めましょう。

志望動機については、こちらをご覧ください。

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なぜ?が薄い志望動機は疑われる。前回は、面倒なことも率先してやることで、自分の糧とするということをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。エントリーシートを添削していると、自分の考えや意志を書いてくれる人が増えてまいりました。...