具体性は大切。でも、やりすぎは禁物。
前回は、質問することの大切さについて、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、面接をしていると具体的過ぎる方が多いように感じます。
具体的にを意識しすぎて訳が分からなくならないように。
もっと具体的に。そんなことを四方八方から言われるでしょう。抽象的、表面的な表現は、面接では受け入れられ難い。だからといって、具体的すぎるのも困り物。
具体的にというのは、何とも分かりづらいものです。
とはいえ、エントリーシートや面接においては、自分を説明するために、具体性は必要。
表面的な人は、印象が弱い。
あまりにも表面的、抽象的過ぎる方がいます。本質を述べているようで、深堀りすると答えられなくなる。こういうタイプの方は注意が必要。印象が薄く弱くなるため、面接で落ちやすいです。
5W2Hを使って具体的にエピソードを洗い出しましょう。

とくに、その時の感情に焦点を当てて質問されることが多いので、「なぜ?」を深めておくことも大切です。

なぜ?を深めて具体性を掘り起こしましょう。
具体的過ぎて言いたいことが不鮮明になっていないか。
具体的であるに越したことはない。ただし、例えば「ゼミナールではどんなことをしてきたの?」という質問に、専門用語をふんだんに使ってゼミナールの研究内容を答えるのはナンセンス。
ゼミナールメンバーや教授、外部の人との関わり、担った役割について触れるか、
研究内容について触れるなら、個別具体的な名称を用いるのではなくアピールしたい能力に絡めて話をするなど、伝え方の工夫をすることが望ましいです。
ゼミナールのことや伝え方については、こちらをご覧ください。


具体的になりすぎれば、言いたいことがボヤけてしまうことも。具体的にを意識しすぎて不鮮明にならないように。
いかがでしょうか?
具体的に自分のことを説明することか大切。されど、過度な具体性は禁物。
経験を洗い出し、志望動機を深めて、論理の穴を埋めましょう。
志望動機については、こちらをご覧ください。
