自己都合より他己都合。
前回は、遅刻という行為から見る社会人と学生の違いについてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、遅刻においてもそうですが、就活生の方を見ていると、自己都合な方をたまに見かけます。このブログを見ているあなたは、そのようなことがないよう、お気を付けください。
他者を考えた行動を。
相談業務はどの大学も限られた時間で行うことでしょう。私もその限られた時間で多くの就活生に触れます。
限られた時間でなかなか予約もできないとなると、その時間で多くのことを知りたい、聞きたいと思うのは至極当然のことだと感じます。
ぜひ能動的に質問していただきたい。
ルールやマナーが、ビジネスの世界に身を投じるために大切。
能動的に質問することは良いことですが、度が過ぎて、時間を守らずに聞こうとするのは違います。
それは、至って自己都合的な行動。そんな方は申し訳ないですが、時間を理由にお断りをします。
他にも相談したい人が予約をしてくださっているためです。
ビジネスの世界において、自己都合で完結する仕事はほとんどありません。必ず他己都合の観点が加わります。
それは、ビジネスにおいてどのような商品・サービスにおいても必ず最終消費者がいるから。消費者に認められるからこそ、その組織は存在できるのです。消費者の購買意欲やニーズに答えることができなければ、淘汰される。それがビジネスの世界です。
だからこそ自己都合2:他己都合8くらいに考えておくことが望ましいでしょう。
自己都合で物事を見ると自分の価値観に左右され、相手の気持ちを考えないものになる。一方、他己都合で物事を見ると相手の求めるものが見え、そこに信頼関係が生まれ社会的価値を高めることができる。
そして、組織の中においては、チームで動くわけですから、他己都合で上司や部下のことを考えての行動が結束力を高めることにつながります。それがやはり、社会的価値を高める一つの要因となるでしょう。
他己都合の観点を身に着けましょう。
いかがでしょうか?
あなたの行動は常に見られています。ビジネスマンとしての行動を学生のうちから身に着けましょう。
今回の内容は、以下の「就活生のマナー」としてもお伝えしています。就活生のマナーを今一度確認しましょう。
