やれることと才能の乖離をなくせ!
前回は、自分の意見を言うことの大切さをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、やりたいこととできることには差異がある。今回はそんな話。
デトロイト・メタル・シティ的キャリア理論
先日、デトロイト・メタル・シティ(以下、DMCと略)の映画を、ある動画配信サービスで再見しました。
メタル好きの私からすると面白い。久々に見ても面白かった。
マンガはこちら:
DVDはこちら:
ふと仕事モードに立ち返り、思うこと。
やりたいこととできることは往々にして異なる。
簡単なあらすじを言えば、以下。
DMCの主人公は本当はポップミュージックが大好き。ポップミュージックで食べていきたい。それにも関わらず、大学卒業後にはデスメタルバンドのギターボーカルとして活躍することになる。
実際に行っていることと、やりたいことが大きく乖離している。その想いと行動の正反対ぶりに苦悩し、新たなデスメタル楽曲が生まれる(笑)
色々分かるわぁ(笑)当時、仕事に苦悩していてしかも自分もバンドのボーカルだった私にとっては、どハマリした漫画です。
そして、松山ケンイチのハマリ役でもあり、好きだったなぁ。
このキャリアカウンセラーの仕事をするようになり余計にこの世界観の納得感が増している。
どんなにやりたいことがあっても、それをできるだけの能力や才能がなければ実現はできません。
組織に入ってもやらせてはくれないところがほとんどです。なぜなら、組織だって存続のために儲けなければならないから。
それでも、新卒には甘い。成長してもらうために、チャレンジさせてみようと考えてくれる組織も少なくありません。
ある意味DMCの所属会社も成長するための試練やきっかけを存分に与えている(笑)。
夢だけを一丁前に語って、才能や能力がそれに見合ってないのでは本末転倒。
学生のうちにできることは、
多くを経験し、やりたいことに向けて必要な能力を洗い出して身に着けること。
やりたいことと才能の乖離を小さなものにしましょう。
そして、案外自分の知られざる能力や才能が眠っていることもあります。
それを開花できる組織かどうか。その組織で自ら能動的に開花させることができるか。
組織選定の際はそんな視点を持ってみるのも良いのかもしれません。
デトロイト・メタル・シティの女社長のように、才能を見出してくれる人や組織は必ず現れます。
その時に、ただ流されるのではなくそれを受け入れ自分なりに咀嚼できるかが肝になります。
いかがでしょうか?
デトロイト・メタル・シティ、興味のある方はぜひ見てみてね!