就職活動は良し悪しよりも実現可能性の度合いが大事。
前回は、その組織の志望動機を作る、その考え方についてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

職種の志望動機を話していませんか?〜「その組織で」が大切。〜
職種の志望動機で終わらないように。前回は、自分らしさを知る方法についてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。さて、面接指導をしていると、最近増えていると感じるのが、職種の志望動機は話せているのに、その組織の志望動機が話せてい...
さて、企業選定をする際や内定先が複数ある場合の企業比較の際、その組織のどこが良いか悪いかという視点のみとなっていませんか?
良し悪しだけでは、真のマッチングとは言えない。
その組織の福利厚生が良い悪い、従業員の人当たりが良い悪いなど、そのような観点も大切な判断材料の1つではあります。
ただ、良い悪いだけの視点では、目先の利益だけでの判断となりよい結果を生みません。
あなたがその組織で実現したいことは何か。
ましてや、その組織はまだ経験したことのない未知の世界なのですから、尚更です。
福利厚生が悪かったとしても今制度設計をしているところかもしれない。
どんなに人当たりが良い先輩従業員だとしてもその人と同じ部署になるとは限らない。
その会社の本質的な部分の良い悪いという部分にまで目が行っていないのです。
そのため、何が実現できるかできないかという視点を持つようにしましょう。
その組織で何を実現したいと考えて志望し、実際にはどの程度実現できるのでしょうか?
実現度のランキング付けをして、その上で良い悪いのランキング付けをし、総合的に組織の選定判断をするようにしましょう。
いかがでしょうか?
良い悪いの判断よりも実現可能性における判断を。
あなたが一番ありたい自分はどういったものでしょうか?それに近いものに実現できる仕事を選びましょう。