「自分の意見を言えない」のはもったいない!
前回は、「ラク」は価値観の充実度からくる言葉とお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、あなたは自分の意見をしっかりと相手に伝えられますか?
意見は議論の幅を広げるためのもの。
就活は、案外自分の意見を言う場が多いです。
面接にグループディスカッション、グループワーク、そしてプレゼンテーション。
筆記も大切ですが、実際に合否が決定するのは自分の意見を言う場。
就活生のあなたに求められるのは、自分の意見を持つこととそれを的確適切に伝えられることです。
正しい意見なんてない。自分と相手の意見のバランスを取ろう。
面接やグループディスカッションなどで、自分の意見が言えない方が結構多くいらっしゃいます。
「自分の意見が言えない」ことについて、やはり教育が関わっています。
小、中、高、そして大学と、「○✕」で教わっていませんか?
物事に対して正しいか正しくないかの二択で考えることを癖付けられているのではないでしょうか?
これにより、「もし間違っていたら」という疑念が自分の中に生まれてしまい、何も言えなくなる。
講座の中でも、「質問はありますか?」という問に対して「シーン…(ヴィーン(空調の音))。」みたいなことはよくあることです。
その割に講座後に質問にたくさん来る。「変な質問」とか、「それは違う」「空気が読めないやつだ」と思われたくない。そんな心理からでしょう。
けれども、ビジネスの世界において、意見を言うことで、議論の幅が広がることは往々にしてあります。
異なる視点からサービスの改善につながることは往々にしてある。
意見するのは悪いことではないのです。あなたなりの意見を持つことからまずは始めてみましょう。
そのためにも、以下の記事のように時事に注目をして見ると良いです。

ただし、気をつけたいのは、否定をしないこと。
意見するというのは、自分の意見を押し通すことではありません。
育った環境が違えば意見も違うということを受け入れ、互いの折衷点を見つけ双方に納得感を持たせる。
自分と相手の意見のバランスを取ることが大切です。
あなたの常識は相手の非常識であることを念頭に、相手に受容し共感を持ちましょう。
その練習として、グループディスカッションの経験をオススメします。

いかがでしょうか?
意見すること自体は間違いではありません。意見を持つことを諦めないで。
自分の意見を言わずに、流されたままであるのはなんとももったいないです。