合同説明会は目的を持って参加すべし!
前回は、志望動機を憧れだけで語らないということについて、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、2月も終わり、明日から企業説明会等「本格化」しますね。明日から急に就職決定までのスピードが増します。
この時期の合同説明会。参加するメリットは?
説明会とは何たるかということは、以前にもお伝えしています。こちらも合わせてご覧ください。

様々な説明会がありますが、今回はこの時期大盛況となる合同説明会について。
合同説明会は参加の目的を失わずに。
「3月の合同説明会(以下、合説)は意味があるのか?」そんな質問をよく伺います。結論から言えば、目的次第では意味があるといえます。
3月以降の合説は、選考に向け情報収集をしたい人を対象にしたもので、参加する企業の数もグンと増えます。
募集の内容を企業から直接聞くことができ、知らない業界や企業にも新たに出会えることもあり、毎年非常に混み合います。
満席御礼、立ち見続出になることもあるでしょう。入場規制もかかる場合がある。
そんな状態だからこそ、何の目的もなく参加するのは疲れるだけでしょう。上記のような目的がないのなら、行く意味はありません。
合同説明会を有効利用するために。
以上のことを踏まえ、合説を有効利用するにはどうすべきなのか。
① 業界研究できていない企業ブースも積極的に。
② 人事や社員にインタビューする。
① 業界研究できていない企業ブースも積極的に。
合説は魅力的な企業に出会える場。
参加する何千もの企業をインターネット上で調べるのは至難の業ですが、それと同等の情報を直接目と耳で仕入れることができるのは、最も効率的と言えるでしょう。
よく、興味のある業界、企業のブースにしか行かないという方がいます。ただ、それは合説のメリットを活かせていません。それなら、個別の企業説明会のほうがもっと濃密な話を聞けるのです。
合説のメリットは一気に業界や組織の研究ができるというものです。このメリットを活かしましょう。
実際に知らない業界や組織の話を聞いて、興味が持てなかったのなら、それこそが収穫です。なぜ興味が持てなかったのかを必ず分析し、就職の軸をブレないものにしましょう。
② 人事や社員にインタビューすべし。
説明を聞くに留まらず、自ら質問することも意識してください。各組織に共通した質問はもちろん、説明を聞いて感じた組織別ごとの質問もしましょう。
組織とのつながりを作るきっかけとするのです。そのつながりが選考へと導いてくれることも考えられます。
質問するためにも、メモ帳は必ず持っていき、必ずメモを取りましょう。人に会う際のマナーとして、こちらをご覧ください。

あなたが様々な組織を品定めしていることと同様、合説参加企業もあなたを見定めていることを肝に銘じましょう。
いかがでしょうか?
あなたの参加する意図が、「知らないところも含め、多くの業界や組織に触れる」「選考情報を聞き出す。」というような目的ならば、合説は意味があるものとなります。ただ、それが目的ではないのなら、その限りではありません。
今あなたが何を求めているのか、しっかりと自問自答して就活をしましょう。
なお、個別の説明会は1dayインターンシップと似たり寄ったりなものに感じるため、その組織のインターンシップに参加していないのであれば参加した方が良いです。
さぁ、明日から就活のために気を一段と引き締めましょう!