自分を正しく説明できるか
前回まで、就職営業力①~③について触れました。
それぞれ、以下のことについてです。
就職営業力① 商品の品質向上に努めること。
就職営業力② 商品の取扱説明書を書けること。
就職営業力③ 商品知識を深く知っていること。
詳しくは、下記をご確認ください。
就職営業力①:



就職営業力②:



就職営業力③:



さて、商品の知識を身に着けられたら、あとはそれを正しく伝えるだけです。
就職営業力②で述べたエントリーシートももちろんなのですが、大切なのは面接ですね。
ということで、今回からは、
就職営業力④ 商品の正しい説明ができることとして、主に面接について触れていきます。
面接は対話
面接では大したことを話す必要はない
面接で何を話したら良いか分からない。
そんな質問をよく受けます。
これは、
エントリーシートで、何を書いたら良いか分からない。
というのと同じですね。
当然、答えは
「大したことでなくてよい」
となるのですが、もう1つ。
「面接官が聞きたいことに答えればよい」
です。
面接官の質問にしっかりと自分なりに答える。
これが一番重要です。
私も就活のときに経験がありますが、
面接官の意図する答えになっていない。
そんな就活生が多いです。
緊張しているなど外部要因は十分に考えられますが、
面接官の聞きたいことに答えられていなければ、
当然評価は下がります。
じゃあどうしたらよいか?
聞けば良い。
「もう一度伺ってもよろしいですか?」
「○○についてお答えすればよろしいでしょうか?」
など、聞けば何かしらの反応が返ってきます。
つまりは、
対話力。
対話力が求められるのが、面接。
面接の突破口は、実はこれなんですね。
コツはキャッチボール
対話と聞くと、話さないといけないと考える人がいます。
けれども「対話力」とは、
「話す力」と「聞く力」の両方があること。
この二つを合わせて対話力と言います。
つまり、話すだけでなく聞くことも大事。
話して聞いてを繰り返す。
これが、キャッチボールとなり、
キャッチボールをすることで、初めて面接が成り立ちます。
コミュニケーション能力はPRにならない
面接ではコミュニケーション能力を売りにしようとする方が毎年、多くいます。
これは、あまりオススメできません。
対話がコミュニケーションの一部であるからです。
話していればコミュニケーションがあるかどうか分かる。
話す力、聞く力がなければ、コミュニケーションがないと判断されます。
コミュニケーション能力は、対話のキャッチボールをすることで、自ずと分かります。
※ 初対面の人と話すのが苦手という方へ
苦手と考える方の多くは、何を話したらよいかわからない言います。
初対面の人とコミュニケーションを取るコツは、
自分をネタにすること。
卑下するのではなく、「自分はこんな人間です。」と話せばよい。
自己紹介をすれば面接官が言葉を拾って質問してくれます。
あとはその質問に答えていくだけ。
普段から目上の方に話す訓練をしておきましょう。
そうすれば、面接のときにおどおどすることもなくなります。
面接の基本は対話。対話の基本はキャッチボール。
コントロールを失ってもボールを拾って投げ返してくれます。
あなたも、面接官が投げ返してくれたボールを意図を正確に把握した上で、
投げ返してあげましょう。