就職営業力④(3)~面接官にイメージさせる受け答えを~

就職活動全般

面接官にイメージさせる

就職営業力④ 商品を正しく説明できることとして、
1.面接の基本としての対話力
2.面接の応用としての説明力
これらをご紹介しました。

詳しくは、下記をご覧ください。

就職営業力④~面接の基本は「対話」~
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説明力のところでも述べましたが、
商品を正しく説明する、自分をしっかりとPRするためには、
「面接官にイメージさせること」が必要かつ重要です。

なぜ、面接官にイメージさせることが重要か。
今回はそれについて触れます。

イメージさせる面接とは

人物像が分からないと面接は落ちる

面接官は、何を知りたくて面接をするのか。
それは、「あなたの人柄」です。

人事や面接官は、

この人と一緒に働きたいか

この人に将来を任せられるか

これを知るために、面接を行います。

つまり、就活生のあなたがやるべきことは、

この人と仕事をしたいと思わせることはもちろん、
この人だったらこんな仕事を任せてみたい。
将来を担ってもらいたい。
そう思わせることですね。

面接は、「人と人とのマッチングの場」
私はそのように表現しています。

面接では、何か難しいことを求められているわけではなく、
「合うか合わないか」を観られているにすぎません。

どんなにその企業が好きでも、面接官に合わないと判断されたら終わり
ということでもありますよね。

だからこそ、あなたの人間性としての魅力を伝える、イメージさせる
ということが重要になります。

面接官に具体的にイメージさせる方法

具体的にはどのようにイメージさせればよいか。
面接官役となる人は、会社の一社員です。
一次面接は若手や人事、最終面接は取締役や社長が面接官。

取締役や社長は別として、若手や人事の中には、初めて面接を担当するような人もいます。
そのため、面接における観察眼が鋭いわけではない。
その面接官自身の感覚で、就活生を判断することになります。

そんな面接官に「目の前の人間と一緒に働きたい」と思ってもらうには、どうしたらよいか。

① まずは、「やる気・熱意」を魅せる
やる気が感じられないのに一緒に働きたいとは思えませんよね。
やる気・熱意が面接の根本にあると思っておいてください。

自分のどのような部分を、どのようなところで活かしたいかを伝える
自己PRや志望動機はもちろん、面接のいたるところで、
自分の特性をその企業にどう活かしたいかを伝えましょう。
また、どんな部署でどんな職種で、どんな業務で活かせるかを話せると
一層具体的に面接官にイメージさせることができます。
これを話すには、当然ながら業界企業研究は欠かせません。

業界・企業の知識をどの程度知っているか
上記とも重複しますが、
ここがしっかりしていないと、見せかけのやる気・熱意となり兼ねません。
特に、二次(役員)面接においては、
人柄よりも、この部分に注目して評価されます。
「うちの企業に入りたいなら、業界の知識があって当たり前だよね」
という前提のもと、それを確認するために面接するからです。

いかがでしたでしょうか?
これまで就職営業力という括りで4つ紹介しました。

就職営業力。私の造語ですが、詳しくは、下記をご確認ください。
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まずは今のうちの心構えとして就職営業力をお伝えしました。

採用テストでは、素養があることを確認してもらい、
書類選考(エントリーシート)では、この人に会ってみたいと思わせ、
面接選考では、この人と仕事したいと思わせる。

これが就職活動です。

話したいことがまだまだ山ほどあります。乞うご期待!?