あなたに今必要なのは就職営業力。
前回は、人は誰しも自分なりの正義を持っていることをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

正義は、否定されるものではない。〜価値判断の基準は人それぞれであると知ろう。〜
自分の正義を他人に押し付けることなかれ。前回は、目標を立てて実行することについて、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。自分を持って発言や行動ができる方を見ると、私は感心します。有言実行できる人ってなんか輝いてる。ただし...
さて、公務員試験、夏採用がまだまだ熱いこの時期。
自分の想いが先行している人が増殖中です。
あなたの想いと組織の想いを掛け合わせること。
自分はこうしたい、こうありたい。そんな想いを持っている方は多くいらっしゃいます。
その想い自体は何ら問題なくとも、それが採用側に伝わっているかという点においては、また別の問題。
どう優れているかよりもどう使えるか。
自分の想いが強く、やりたいことや実現したいことを熱く語ってくれることはすばらしい。
ただ、それはその組織でないと実現できないことなのでしょうか?他の組織でも実現できることではないですか?
採用側は、あなたがやりたいことを聞きたいのではなく、その組織で何を実現してくれるのか、どのような成果や効果をもたらしてくれるのかを知りたいのです。
就職活動は営業活動。あなたに必要な能力は就職営業力。

就職営業力④(3)~面接官にイメージさせる受け答えを~
面接官にイメージさせる就職営業力④ 商品を正しく説明できることとして、1.面接の基本としての対話力2.面接の応用としての説明力これらをご紹介しました。詳しくは、下記をご覧ください。説明力のところでも述べましたが、商...
お客様(採用者)にあなたという商品を購入していただき、売上(就職先)を得ることがまずは大切です。
想いが強くても、買ってくれるお客様がいなければ意味がありません。
そして、あなたという商品を使用することで顧客の満足度が高まることが、営業の結果として求められます。
そのためには、お客様の課題やニーズを把握した上で、それに適した商品を売り込む必要があるのです。
それは、その商品がどれだけ優れているかということではなく、その組織にとってどう使えるかということ、肝に銘じておきましょう。
いかがでしょうか?
その想いに志望組織の理念や業務内容を掛け合わせましょう。
就活生のあなたにとって必要なのは、就職営業力。相手に売り込むには、相手にとっての必要性を説くことが大切です。
本物の就職営業力を身に着けましょう。