就活生よ、お客様気分から脱しよう。
前回は、OB訪問時の注意と社会人のモラルについてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、今回は就活生のモラルについて触れます。
相手に失礼のないように。
人事の方からもよく聞く話としてあるのが、就活生のマナーについてです。内定者の中にも問題がある方もいる様子。
モラルのない行動は、あなたの品格を下げる。
人事の方やリクルーターの方と話をしていてよく聞くのが、自分の都合だけを考えて連絡してくる就活生です。
ありえないと感じた就活生や内定者として、以下のような例が挙げられました。
・メール等連絡が遅い。もしくは、就活生から一方的にしてきて、人事からの連絡には反応がない。
・説明会や選考では、礼儀正しそうに接してきて印象がよかったが、内定を出した途端に連絡が上から物言う態度で接してくる。
・選考中はメール等の連絡のレスポンスが早かったのに、内定出した途端にレスポンスが遅く1週間経っても連絡してこない。
上記のようなことを人事の方もリクルーターの方も口を揃えて言っていることが印象的です。
実は、私にも経験があります。エントリーシートの添削や面接指導をしてほしいと連絡をくれたにも関わらず、日程調整の連絡が滞ったり、対応後にお礼の連絡すらなかったり。
私自身は利用されて構わないと思っているため、連絡して来ようが来まいが、別になんとも思いません。連絡が来たら対応するし、来なかったらそれで構わない。
けれども、これがいざ人事に対するものだと考えるとゾッとします。そこのマナーやモラルだけは守ってほしい。
学生時代までは、お客様気分だったでしょう。けれども、社会人になればお客様気分ではいられません。常にビジネスを仕掛ける側になるわけです。
そんな時に、モラルやマナーのないビジネスマンは、いずれは自分のお客様やチームメイトからしっぺ返しを喰らいます。
自分都合だけで動く人は、チームで動くお客様のために動くビジネスの世界では、いずれ淘汰される。自分で自分のレベルを下げているので、当たり前といえるでしょう。
就活生という社会人と接する立場のうちから、そのような自分都合でいるようでは、社会人になってもきっと変わりません。人の性格は急には変えられないのです。
いかがでしょうか?
就活生には就活生のコミュニティがあるように、人事にも人事のコミュニティが存在します。
あなたの言動や行動が、どこからどのように伝わるかも分かりません。あなた自身も少し気を引き締めて、就職営業マンとして誠意を持って、就活をしましょう。
マナーを改めて確認しておきましょう。




