学生と社会人の違いは、時間の使い方にある。
前回は、自信を持つための努力についてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、先日とある大学を歩いていると、教授に対する愚痴が聞こえてきました。
「たった一分講義に遅刻しただけなのに、出欠のシステムの遅刻欄に名前が乗りやがった。たった一分だぜ?まじありえねーよ。」
いや、お前がまじありえねーよ。と心の中で突っ込みたくなりましたが、まぁ私も学生時代は同じようなもんだったよなと、懐かしさも感じつつ。
遅刻は社会人にとって一番の敵。
社会人としての責任感は行動に表れます。その1つが遅刻をしないということでしょうか。
私はお客様との約束の時間の少なくとも30分前には現地付近にいるようにしています。起きる時間も朝早い場合を除いて、出発時間の2時間前には起きる。
遅刻したくないからです。
遅刻は自分のレベルを下げる。
学生の頃は遅刻や欠席は、授業に参加したくない意思表示というのがあるかもしれません。
けれども、社会人の場合は仕事に参加したくないとなれば、それはやる気のなさを感じさせるだけでなく、信用に値しないことのPRになってしまいます。単なる給料泥棒に成り下がり、クビにされても仕方ないでしょう。
要は、学生時代の遅刻は、自分が遅刻することで誰かの迷惑になることはない。けれども、社会人の遅刻は自分一人の問題に収まらず、チーム全体、組織全体の信用問題にまで発展します。
信用力を失えば社会的信用の失墜にまでなりかねない。遅刻は自分のレベルを下げ、それだけに留まらず自分の組織のレベルをも下げるのです。
学生と社会人の遅刻の違いは、人を巻き込むか巻き込まないかの違いなのです。
現に私もお客様の信用問題に発展することはありませんでしたが、電車遅延によりお客様との会議に遅刻したことがあります。
お客様も電車遅延で遅刻されたので事なきを得ましたが、会議に遅刻するということはお客様の貴重な時間を奪うことになるのです。
社会人にとって、時間は自分のためだけにあるのではなく、他人との共有のためにあると認識しましょう。
いかがでしょうか?
遅刻をしないこと。まずはそこから、心身ともに学生から卒業しましょう。自分事だけでは仕事はできません。
他、社会人としての心構えは、以下をご覧ください。

インターンシップの心構えは、以下をご覧ください。
