人と接するための就活マナー
前回のブログでは、
他との差別化を図るために、オリジナルの情報で望む必要があると、お伝えしました。
詳しくは、こちらをご覧ください。

さて今回は、先のブログを踏まえて、人と接する上での最低限のマナーについて。
人と会う前にチェックすべきこと
マナーがない就活はあなたの首を絞める
人の活用は本当に大切です。
これは、就活に限ったことではありません。
ビジネスも、人と人との触れ合いで成り立っています。
上司と部下、先輩と後輩、顧客と自社。
BtoB、BtoC。
どれも人が必ず関わる。
だからこそ、就活生の皆さんに、
毎年口酸っぱくお伝えしているのが、
就活マナーです。
最初に断っておきますが、
マナーが悪い=内定をもらえない、そんなことはありません。
ただし、マナーが悪い人は必ずと言って良いほど、
納得の行く就活はできない。
マナーは印象に
人を介する、人と接するということは、印象が大切。
そして、その印象に少なからず影響するのが、マナーです。
最低限必要なマナーは知っておきましょう。
そこで、マナーを
「人に会う前の準備編、人に会う際、人に会った後」
の3つに分けてお伝えします。
「企業」ではなく、「人」としたのは、前回人に会う就活をお伝えしたため。

人事、OB、人材会社を利用している人はそこの社員、など就活に関わる全ての人に対して心がけてください。
今回は、人に会う前の準備編をお伝えします。
人に会う前の準備編
① 身だしなみ
まずは見た目から。
頭髪や衣服などを整え、言葉や態度をきちんとする。
これが、身だしなみです。
身だしなみは内面を表します。
だからこそ、
身だしなみを整えていない=相手の事を大切にしていない
と思われても仕方ありません。
特に大切にしてほしいことが、
清潔感があること。
健康的であること。新卒としての爽やかさとでも言いましょうか。
自ら何でもやります!といってくれるような、
そんな元気さ、ハキハキさが大切です。
その、若さ溢れる元気さが清潔感となります。
就活サイトには、身だしなみチェックリストなどもあったりします。
ぜひ検索してみてください。
ちなみに、男性からよく質問があるのが、
ネクタイの色。
正直何色でも良いですが、
持たせたい印象で色を決めるとよいでしょう。
色別の印象は以下です。
青色系:清潔感、勤勉性
赤色系:やる気、情熱
黄色系:親近感、協調性
なお、NGなものもあります。
ピンク色系、ゴールド系、無地の黒や白
これらは基本NGです。
アパレル関係であれば、問題ないところもあります。
② 持ち物
インターンシップや説明会、面接時などに必要なものがすべて揃っているか、
会場に向かう前に必ず確認しましょう。
(1) 鞄
(2) 腕時計
(3) 会社案内、パンフレット
(4) エントリーシート、履歴書
(5) 筆記用具
(6) スケジュール帳
(7) メモ帳、ノート
(8) 携帯電話、スマートフォン
(9) ハンカチ、ティッシュ
(10) 印鑑、学生証
(1) 鞄
A4サイズの書類が入る大きさの自立式のビジネスバックにしましょう。
色は黒が無難です。高級ブランドは避けましょう。
また、書類をぐしゃぐしゃに入れないよう、気を付けましょう。
ぐしゃぐしゃになった書類を取り出しているのを見ると、だらしなく感じてしまい、
仕事もぞんざいにするのではないかという印象を与えてしまいます。
(2) 腕時計
時間管理は就活生にとって当たり前。
ただし、鞄同様、高級ブランドの物や金などの派手な色は避けましょう。
(3) 会社案内、パンフレット
持っている場合は、鞄に入れておきましょう。
電車内等で確認することもできますし、企業研究をしていることを暗に明示することになります。
(4) エントリーシート、履歴書
説明会や面接時には、当日持参するよう言われることもあります。
その場でいきなり提出を求められる場合も。
事前に提出している場合は、コピーを必ず取っておき、コピーを会場に持っていきましょう。
エントリーシートの書き方にもマナーがあります。
それについては、こちらをご覧ください。



(5) 筆記用具
就活生らしいシンプルなものにしましょう。キャラクターものは避けた方が無難です。
採用テストが実施される場合は、シャーペンの替え芯や、鉛筆の替えも忘れずに。
書類を書く場合も想定されるので、ボールペンは必須です。
(6) スケジュール帳
就活の予定をいつでも確認できるようにしておきましょう。
次の説明会や選考の日程をその場で伝えられることもあります。絶対に忘れないこと。
(7) メモ帳、ノート
人と会う就活において、メモは当たり前です。
仕事を覚えるうえでもメモは当たり前。
忘れずに持っていきましょう。
(8) 携帯電話、スマートフォン
企業からいつ連絡が来るか分かりません。
折り返しがこないよう、非通知で電話をかけてくる企業もあります。すぐに出られるようにしておきましょう。
また、説明会中や選考中は、必ず電源をOFFにし、留守番電話設定にすること。これもマナーですね。
(9) ハンカチ、ティッシュ
エチケットです。
(10) 印鑑、学生証
本人確認や、その場での書類作成を求められる場合があります。
必ず持っておきましょう。
就活情報サイトによっては、「名刺」を持参することをお勧めするところもありますが、私は特に不要かなと考えます。
名刺を作る余裕があれば作るのもありかなというくらいですね。
③ 事前確認
会場の場所、行き方を事前に確認しておきましょう。
マナーとしては、会場の受付に10分前に着くようにしましょう。
イメージとしては、
30分前に最寄りの駅に到着
↓
カフェ等で、企業情報の整理や聞きたいこと、当日の流れを確認。
↓
10分前に受付に到着
です。
30分前に、会場の受付に到着してしまうと、準備中だったりしますので、
それはそれでマナー違反です。
④ 事前連絡
OB訪問等で、人事や先輩の連絡先を入手してある場合は、
必ず事前に連絡をしましょう。
前日や当日の朝には、確認の電話やメールをしてください。相手はビジネスマン。
忙しい中、わざわざ時間を作って、会う機会を作ってくれています。
それに対するお礼の言葉を述べることが大切です。忘れないようにしましょう。
人と接する上で、マナーは大変重要になります。
あなたの印象を決定づける最重要要素。
これが、見た目を中心にお伝えしましたが、
気を付けてほしいのは、見た目だけではありません。
これについては、また次回以降、お伝えします。