人に会った後も大切な就活マナー
前々回、前回と就活マナーについて、お伝えしました。
いかがでしょうか?
詳しくはこちらをご覧ください。
就活マナー:


さて、人に会うって結構気を遣う。
これが、ビジネスの世界です。
特に年配の方はマナーを重んじる方が多いです。
ビジネスマンになったら余計に気を遣いますので、その予行練習と思ってくださいね。
では、本日は、会った後の就活マナー。
会った後に心掛けるべきことについてです。
人に会う就活は会った後も気を抜けない
就活において、会った後もなお気は抜けません。
なぜなら、会って終わりではないからです。
むしろ、会って始まりかなと考えています。
その後、どういう風に人事の方や先輩社員と向き合うか。
それが、合否を分けると言っても過言ではありません。
まだまだ今の世の中、人との繋がりが大切ということです。
会った後に心掛ける就活マナー
どのようなことを心掛けるべきか見ていきましょう。
① お辞儀は、最敬礼で。
② 会場から出た後も気を抜かない。
③ お礼メールを忘れない。
④ 小まめに、都度報告を。
① お辞儀は、最敬礼で。
最敬礼は、お礼やお詫びの際にするお辞儀のこと。
最敬礼のお辞儀の角度は、45度です。
お会いできたことに深謝する。そのために最敬礼でお辞儀をしましょう。
② 会場から出た後も気を抜かない。
間違っても会場から出てすぐにタバコを吸ったり、スマートフォンをいじったりしないようにしてください。
こういった気を抜いた行動が、自分自身の印象を悪くします。
どこで、誰が見ているか分かりません。
過去にあった実際の2例を出して、比較します。
ある企業の面接が終わり、会場から出て玄関口で煙草に火をつけて吸っていたところ、
社員の方から、「ここで煙草を吸わないでください。」と注意をされたそうです。
B君:
ある企業での面接日、集合時間が午前9:00で、B君は午後1:00から面接でした。
そのため、人事からは、お昼に行って良いといわれたそうです。
食事に出たため歯を磨きたいと考え、面接会場のトイレで歯磨きをしていた所、その企業の社員の方が入ってきたため、
歯磨きの手を止めご挨拶をしたそうです。
そして、いざ面接へ!
ドアを開けて面接官の顔を確認したところ、なんとトイレで会った社員の方が目の前に。
その面接官から「さっきは挨拶をありがとう。」と言われたそうです。
さて、A君、B君どちらが好印象でしょうか?もうお分かりですよね?
B君の方が断然好印象。
面接の合否で言えば、A君は不合格、B君は内定となりました。
この両方は、マナーの話をする際、必ずネタにする実際にあったお話です。
このことからも、常に見られていることを意識してください。
家に帰るまでが就活。
いつも大げさに言っていますが、大げさとも言い切れないと実感しています。
③ お礼メールを忘れない。
人事の方や先輩社員には、必ずお礼メールをしましょう。
お会いしてから30分以内、遅くても翌朝までにはお礼メールをすることを意識してください。
これは、ビジネスマナーでもあります。
丁寧な人という好印象を与えることが出来ます。
ただし、休日や就業時間外、お昼休みの時間帯にメールを送るのは避けましょう。
④ 小まめに、都度報告を。
OB訪問で先輩社員やリクルーターの連絡先を入手したら必ず連絡すること。
連絡を取り合っている場合、必ず状況の変化について都度連絡するようにしてください。
誰でも、自分の会社に興味があると言ってくれた人のことは気になるものです。
どういうステップに今いるのか、次の選考に進むのか、それとも不合格だったのか。
必ず連絡するようにしましょう。
前回のブログでも伝えていますが、連絡しないことのほうがマナー違反です。
不合格だったから連絡しないなんてことがないように。
あなたの品位が問われますよ。
さて、いかがでしたでしょうか?
就活はマナーで始まり、マナーで終わる。
この礼儀を持って接すれば、自分も相手も心持ちがよいです。
ぜひ、心掛けて、よい就活をしましょう!