社会人の仮面に惑わされない就活を。
前回は、経験により感じ方は人それぞれ異なることをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、先日、こんな記事を見ました。入社前は温かく出迎えてくれ、人柄が良くて入社した。
それにも関わらず、入社後の社内の雰囲気は殺伐とし、部長の形相は入社前のそれとは大きく異なる鬼のような形相。(Yahooニュースの記事を参照。なお、2019/11時点で削除済み。)
人柄という不確実なものを当てにするな。
私にも過去に経験がある。新卒のときには研修担当の方の普段と研修内でのギャップに学生の感覚で「うぜぇ」とも思っていた(笑)。(あ、諸先輩方、ごめんなさい(笑)。)
そして、支援させていただいた19卒の方からも同じような相談を複数受けており、ホットな話題でもある。
あなたに見せている顔は対お客様モード。
社会人は、必ず仮面をつけています。
就活生であるあなたは、その目の前にいる社会人からしたら、お客様なのです。そのため、対外的なものであることが大半。
うちの組織を知ってほしい。あわよくば入社してほしい。そのために仮面を付けて、モード分けをしているのです。
あなた自身も、モード分けをしているはず。対友達モード、対家族モード、部活モード、アルバイトモード。様々な仮面をつけているでしょう。
社会人も同じってことです。対お客様モード、対社内モード、対上司モード、対部下モード。様々なモードを持っています。
あなたに見せている顔が全てではないということは、肝に銘じておきましょう。
だからこそ、「人柄に惹かれた」という理由は当てにならないのです。
いかがでしょうか?
仮面の下に隠された、組織の本音の部分を引き出すのは大変なことかもしれません。相手は社会人のプロだからです。
だからこそ、あなたの心の持ちようとしても、すべてを鵜呑みにしないこと。そして、OB訪問や現社員、元社員からの口コミサイトなどの活用をして、本音を探ることも重視してみましょう。