戦略的な就活戦略は内定をもらうためにあるのではない。
前回は、メモを取る際に気をつけるべき点について、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、このブログをご覧いただいているあなたには、ぜひ気付いてほしい。
内定をもらうために就活をしているのではないということに。
無い内定なんていう概念自体が無意味。
就活塾や就活サイトに惑わされていませんか?
無い内定という言葉への恐怖心を煽られていませんか?
そもそもなんで就活しているのでしょうか?内定をもらうため?
では、なぜ新卒から働かなければならないのでしょうか?
新卒から働かなければならないと決めたのは誰?法律で定められている?
無い内定という言葉で、新卒を惑わさないでほしい。私はそう願う。
就活戦略は無い内定を打開するためにあるのではない。
就活生と話をしていると、ちょくちょく、「大手は偏差値の高い大学の学生も受けるし、勝ち目がないから受けない方が良いですかね?」「○○企業は受かりやすいって聞いたのですが、どうですかね?」「OBいたら受かりやすいですか?」なんてことを聞きます。
上記のことは、就活戦略でも何でもない。ただ目先の内定に拘っている、いわば受験に勝ち抜くようなスタンスでの言い分に過ぎないのではないでしょうか。
一言、言わせていただく。
受験じゃない。
内定をもらうために就活があるのではない。
自分がやりたいことの実現に向けての切符を手にするため、自分の夢や目標を成し遂げるため。
その一歩として就職先を選定するのではなかろうか。
内定=ゴールではない。内定=スタートです。
それを今一度、考えてほしい。私はそんな風に感じます。人それぞれスタートもゴールも違う。大手に行くためには学歴だと思うなら、なぜそこに行くための努力を今までしなかったのか、もしくは努力を持続しなかったのだろうか。真に願うなら、その際に少しの我が儘を貫けばよかったのではなかろうか。
人によって、内定をもらうタイミングは異なる。つまり無い内定という言葉自体が無意味であることになぜ気付かないのだろうか。
無責任な就職支援に踊らされるな。
いかがでしょうか?
目先に目が行くのは仕方がないことです。けれども、目先のその先には何十年という人生が待ち構えている。20年後、30年後どうなっていたいですか?もし死ぬなら、どんな自分でありたいですか?
そんな人生設計を貫くためにまずは何をするべきか。それが就職活動の第一歩になります。