勉強では身に着かない、就活力を知ろう。~就活のコツは周りを巻き込むこと。~

就職活動全般

学力と就活力は違う。

前回は、当事者意識を持つことの大切さについてお伝えしました。詳細は以下をご覧ください。

就活も仕事もやはり当事者意識が大切!~自分事として捉える。~
当事者意識を持つことで責任感を感じさせよう。前回は、早期選考をする上でインターンシップの経験をどう活かすかが大切とお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。前回の記事でもお伝えしている、「当事者意識」。これは、就活のみならず、...

同僚のキャリアカウンセラーの方と就職というものについて語った。その中で出てきたのが、「学力と就活力は違う。」ということです。

もう周知の事実ではありますが、改めてそうだよなぁと感じる。

就活力を知る。

では、
就活力とは何か。
就活する上で就活生のあなたに求められているものは何か。

それを私の中で整理してみました。

就活力=働きかけ力。

就活力とは、平たく言えば、働きかけ力だと私は感じています。
もう少し具体的にいえば、大きく以下の2つ。

主体的行動力

情況把握力

これらが就活する上であなたに求められている能力です。

まずは、主体的に行動すること。受け身となって言われたことを言われたようにやるのでは知識しか得ません。

インターンシップ、説明会、OB訪問等々、積極的に社会人と触れ合うこと

そして、信頼でき切磋琢磨できる友人など周りとの情報共有や情報交換をすること

情報共有や情報交換は、次の情況把握力にも通じるところがあるかもしれません。

採用説明会等に足を運べば、「新卒に求められる能力」をどの組織も必ず教えてくれます。あなたにとってはPRの際の指標の一つになる。

また、グループワークやグループディスカッションなど、グループ系の取り組みも多くあるでしょう。

そういった中で自分の求められていること(役割)を理解することがPRする上で重要です。

上辺の情報だけに頼らず、その内側にある組織の想いなどにも目を向けること

友人や先輩社員、人事、組織やその属する業界の情況に目を向け、周囲を知ること

例えば、人事の人柄など一面的な情報で判断するのではなく、様々な情報を収集した上で総合的に判断すること

以上のように、自分にのみフォーカスを当てたり、自分中心となったりせずに相手に働きかけることが大切です。

就職活動は、組織や人事といった相手がいなければ成り立たないのですから。

いかがでしょうか?
学力とは違う就活力。学力はいわば知識。就活力はいわば知恵。
この就活力は社会人にとっての基礎力ともいえます。

この就活力という言葉の他、私の造語として就職営業力というものも以下にご紹介いたします。こちらをご覧ください。

就職営業力④(3)~面接官にイメージさせる受け答えを~
面接官にイメージさせる就職営業力④ 商品を正しく説明できることとして、1.面接の基本としての対話力2.面接の応用としての説明力これらをご紹介しました。詳しくは、下記をご覧ください。説明力のところでも述べましたが、商...