就活においては、あなたらしさを失わないで。
前回は、「素直になる」ことに絡めて、志望度の高くない組織でも第一志望と言わなければならないかということについてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、就活生のあなたの社会人の方もモラルやマナーについては、相手への配慮として大切にしてほしいと感じます。
とはいえ、マナーを意識するあまりに、あなたらしさを失うことだけはないように。
あなたを受け入れる組織は必ずある。
面接指導をしているとどうしても気になるのが、就活生の方が面接官の目を気にしすぎていることです。
「何が正しいのだろう。」
「どう答えるのが正解だろう。」
上記について、話す内容は以前もお伝えしている通り、答えはあなたの中にあります。以下の記事も合わせてご覧ください。

そして、私として一番恐れているのが、あなたから溢れる個性が失われることです。
最低限のマナーは守りつつも、あなたらしさを十分に出すことが一番大切。
先日、このような相談を受けました。
「面接時にかしこまった態度で話すのが苦手。どうしたらよいか?」
分かる気がします。印象が大事だ!ちゃんとした敬語を使え!そんなこと言われると、変に意識しすぎて逆にどうしたら良いか分からなくなる。
私も畏まって話をするのが昔は苦手でした。社会人になってからも、あまり得意とは言えません。マナーだなんだと意識すると余計に。
印象の面で言えば、SEの時も公務員受験予備校の講師の時も、髪の毛をメッシュにしたりツーブロックにしたりは当たり前。髭も生やしては、服装も黒ワイシャツを着てホストっぽい恰好をすることもしょっちゅう。
そんな恰好で、公務員受験予備校では面接指導など就職支援をしていたわけですから、よく自分は反面教師にしてねと就活生には言っていたものです。
責任感がないわけではありません。それなりに成果は出していたつもりなので。そして、このような私を受け入れてくれた(ただ単に呆れていた)厳格な当時の本部長にも感謝です。(よくクビにならなかったな・・・。)
何が言いたいかというと、組織毎にカラーや雰囲気があります。そこにあなたという個性がマッチすること、もしくは組織があなたを採用後にも受け入れてくれることが大切です。
理想の自分像を打ち立てそれになりきることや、相手の求める人物像に自分を近づけよう、偽ろうとすることは避けましょう。それは素直でも何でもないのです。
ただ、最低限のマナーは守ってください。マナーやどう良く見せるかに意識が行き過ぎ自分を見失うようであれば、目上の方を敬う態度を持って接することを意識すると良いです。
私の仕事の経験上、目上に対して明らかにタメ口なのに可愛がられるタイプの方が同僚にいました。タメ口にも関わらず、目上の方からの印象は悪くないのです。ネタにはされていましたが。
その方を観察してわかったことは諸々ありますが、大切なところで相手を敬うということは、特に気にかけていました。
このように、「目上の方を敬う態度を持って接する」ことを意識すれば、あなたの軸はきっとブレないはず。
それでももし話していて違和感を感じるようであれば、それは本当の意味で組織とあなたは合わないのだと考えたほうが良いでしょう。
いかがでしょうか?
企業に合わせるのではなく、自分のありのままを受け入れてくれる組織を探しましょう。偽る必要はありません。あなたらしさで勝負しましょう。
あなたらしさを見つけたい方は、こちらをご覧ください。

印象については、こちらをご覧ください。

