下準備は社会人になるための大切な要素
前回は、社会人としての目的を持って目標を立てることをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、結果を急くあまり準備がおざなりになり、結果が芳しくない。そんな人を見かけます。
下準備なしではその場しのぎの就活になる。
「ここはどうしても受かりたいんです!」と話す、その真の理由が早く内定をほしいから。
そんな風になっていませんか?
ファスト就活はもうお終い。
例えば、料理だってそう。急いでるからと適当な下ごしらえて済ませ出された料理ほど不味い。
どのような料理も、下ごしらえ、下準備が大切。
レトルトのものだって、下ごしらえがしっかりできているからこそ、食べるときには簡単な用意で済んでいるのです。
就活も同じ。内定をもらうまでのスピード差や、なかなか結果が伴わない人を見ているとまさにそれを感じます。
就活の準備として、最低限の準備は必要。本当ならば、インターンシップに参加する前から準備は必要です。
自己分析、業界研究、将来の在りたい自己像の洗い出し。
こういった下準備もなしに就活をしたことで、3年後に活力を失い、目から光が消える方を何人も見ています。そうなろうとしている、いわば予備軍の方も何人も見かける。
準備不足でも難なく決まる就活はもう終わりを告げる。
就活サイトで同質の情報を得ればオッケーなファスト就活ももうお終い。
そして、就活のときだけ一生懸命では、その場しのぎの達成感しか生まれない。本当の意味での達成感は社会人になってからじわじわと得られるもの。
いかがでしょうか?
公務員であろうが民間であろうが、いつから就活を始めても、下準備なしの就活ではその場しのぎになるだけ。
社会に出る準備をいつ始めても、早々に就活を終わらせられる人とそうでない人の差は、緻密なまでの「的を得た」下準備にあると、私は感じます。
もちろん、どんなに下準備ができていても、味付けが下手な料理は不味い。だからこそ、的を得ている必要もあるのですよ。