責任を持って自分のレールは自分で敷こう。
前回は、公務員の志望動機の立て方について、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、就活相談にくる方の中には、人によって言うことが違うと嘆く方もいます。以下の記事でもお伝えしているように、それは裏を返せば良い兆候。

ぜひ違う意見を取捨選択し、自分にプラスしていきましょう。
ただし、他人から言われたことがすべてではありません。
自分がどうしたいのかを大切に。
例えば、私の周りのカウンセラーの方を見ていると、学生に対して方向付けする人が多くいます。
こうしなきゃだめ!
なんで私の言うことを聞かないの!
なんて言っている方も。本来なら、キャリアコンサルタントの倫理として、こういった方向付けはよいとは言えない。
あくまで、相手が何を選択するかを支援するに留まります。
自分のことは自分で。これが鉄則。
そして、そのカウンセラーの方向付けを良しとして、素直にそれに従う学生の方。
いやぁ、健気だ。。。と感じつつ
だからこそ、また別の人から全く異なることを言われたら、どうしたら良いの?とあたふたしてしまい、自分を見失っている。
そんな学生にカウンセラーを代表して謝りたい気持ちになる。
安心してください。
カウンセラーは、自分の考えに従って好き放題言っているだけです。
違うなと思えば、相手にしなければ良い。なるほどと思えば聞き入れれば良い。
ただそれだけのこと。
違うと感じたら否定するのもそれはそれで誤り。そこは履き違えないようにしましょう。
あなたを方向付ける人がもしいたとするならば、少し冷静になってもらいたい。
目の前のその人は、親は別として、あなたのほんの一部しか知らない人。
親はあなたが生まれたときから「この子にはこうなってほしい」と思いを込めているため、少なからず方向付ける。それは仕方のないことです。
けれども、赤の他人にその人を方向付ける権利はない。
あなた自身も、「あの人がこう言ったからこうしよう」ではなく
その相手の言うことに対して自分自身の価値観や考えと照らし合わせ、自分で正しい道を選びましょう。
自分のレールは自分で。誰かに責任転嫁をするのではなく、自分の責任で考え行動しましょう。
いかがでしょうか?
私は、親が出てくる就活も違うと感じています。それもそれで、就活生の責任転嫁になっている(させられている)ように思う。
あなたがどうしたいかが最も大切です。他でもない、あなたの人生ですから。