権利は責任を果たしてこそある。〜新卒の壁を乗り越えたその先に。〜

就職活動全般

ワークライフバランスは、仕事上の責任を果たせる人にこそあるもの。

前回は、自分で考え行動することについてお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

自分のレールは自分で敷く!〜誰かの身勝手な方向付けを良しとしない。〜
責任を持って自分のレールは自分で敷こう。前回は、公務員の志望動機の立て方について、お伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。さて、就活相談にくる方の中には、人によって言うことが違うと嘆く方もいます。以下の記事でもお伝えしているよ...

さて、やはり21卒にも多い、ワークライフバランスを求める声。

うーん。申し訳ないがまだそこにあなたはいない。。。

仕事を責任を持って行ってこそ、求めることができるのが労働者の権利。

ワークライフバランスの本当の意味。就活生の方はしっかりと理解しているだろうか?

仕事を全うする責任感。

誰もがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たす一方で、子育て・介護の時間や、家庭、地域、自己啓発等にかかる個人の時間を持てる健康で豊かな生活ができるよう、今こそ、社会全体で仕事と生活の双方の調和の実現を希求していかなければならない。

これは、内閣府 男女共同参画局 仕事と生活の調和推進室が運営している、仕事と生活の調和推進サイトにある仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章の文言です。

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章 - 「仕事と生活の調和」推進サイト - 内閣府男女共同参画局
内閣府が運営する仕事と生活の調和推進(ワ...

仕事上の責任を果たす」ということが大切です。

これを果たしてこそ、それ以外の時間との調和の実現が叶う。

仕事以外の時間にのみ目が行っていては、採用側は採りたくても採れない。

だって、仕事上の責任を果たしてくれるか分からないから。

そのため、責任を持って仕事を果たすことができることを、まずは伝える必要がある

そして、あなたのいう責任とは何かも明示する必要があります。

責任にも色々ある。

真面目なのか、仕事を最後までやり抜くのか、約束事は必ず守るのか、様々なことを自分事として捉えるのか。

組織やその部署が求める責任感と照らし合わせPRしましょう。

そして、ワークライフバランス云々を言えるのは、仕事を全うできるようになってからと思ったほうが良い。

仕事に慣れてないうちから、そればかり言っていると、今の日本社会においては図々しいと思われるだけです。

そして、責任感を持って仕事を全うするのも大変だということに、入社1年目には思うことでしょう。

それが新卒の壁です。

その新卒の壁ありきで考えたほうが幾分かは気持ちも楽に過ごせるはず。

権利の主張には、まず社会人としての土台を整えること

いかがでしょうか?
仕事を責任を持って全うすること。それが、ワークライフバランスという権利を云うための条件です。

あなたは、責任感を持って仕事をするその覚悟があるか!?