二次募集は受かりやすい?でも。。。
前回は、イメージだけで業界や組織を選定しないことをお伝えしました。詳細はこちらをご覧ください。

さて、面接カードが適当=人間性が適当に思われる、なのに内定が出る矛盾。どんな世の中なのよ?と感じてしまいます。
準備を怠れば、後々自分に跳ね返ってくる。
以前、こんな就活生の対応をしました。
二次募集中のとある組織の面接シートを持参してきたとある就活生。
摩訶不思議。二次募集の魔力?
本番の提出用シートを1枚持ってきた。
その面接シートはくしゃくしゃ。破れてる箇所も。枠から字がはみ出し、殴り書き。そしてすでに清書済み。
どうやら、提出期限も迫り、急いで書いた様子。
そして、これで「提出します」と見せに来た。
えっと、言いたいことは山ほどあるけど。。。
私はどうしたら?どうコメントすればいい?
ただただ呆然と、うん、そうか。と言うしかない。
私の対応力が試されている。
よし、まずは面接練習しよう。
志望動機は?
。。。
何をやりたいの?
。。。
長所と短所は?
。。。
短所は人と話すのが苦手です。
1時間という特別枠の時間が、
さらに1時間、2時間と増えていく。沈黙も増す。
8時間が過ぎ、私の勤務時間も割増手当が付く時間になった。
よし、それでいこう。
ようやくGoサインを出した。
ありがとうはなくても良い。
受かってくれればそれでいい。
後日、電話連絡が来た。
相変わらず少し暗い。
内定をもらいました。
まじかっ!
思わず電話越しに驚嘆した。
ありがとうはなくてもいい。
ただ、連絡をくれてありがとう。
二次試験の魔力。
これは、二次募集が受かりやすいことを言っておるわけではありません。
ただ、どの組織も人集めに必死な様子。
これが売り手市場の一つの特徴かもしれない。
だからといって、自己分析や業界研究を疎かにするなど、甘えてよいわけではない。
そして、久々に先日とあることで連絡をした。
仕事を辞めました。またお世話になります。
そうか。。。
※ 今回の事例、本人にも掲載の許可はもらっています。ご了承ください。